行政手続法6-3 申請に対する処分(標準処理期間)
問題 更新:2023-04-10 14:27:28
行政手続法による標準処理期間についての次の記述のうち、妥当なものはどれか。
- 標準処理期間を定めることは、法的な義務であるため、これを定めることなく申請を拒否する処分をした場合、手続上に重大かつ明白な瑕疵があるとして、それを理由に処分が取り消されることがある。
- 行政庁には、申請に対する処分と同様に、届出の処理についても、標準処理期間を定める努力義務がある。
- 申請の処理が標準処理期間を超えた場合において、行政庁が、申請者に対して、一定の通知をしないときは、申請における許認可等がされたものとみなされる。
- 標準処理期間とは、申請がその提出先となる行政庁に到達してから当該申請に対する処分がなされるまでに通常要すべき期間をいうもので、行政庁が正式に受理してから計測される期間ではない。
- 地方公共団体がなす許認可等において、それが法律に根拠を有するものである場合、標準処理期間は、主務大臣が定めることとされている。