[多肢] 憲法1-6 総論
問題 更新:2023-11-21 17:08:39
次の文章は、ある最高裁判所判決の一節である。空欄[ ア ]~[ エ ]にあてはまる語句を、枠内の選択肢(1~20)から選びなさい。
憲法第3章の諸規定による基本的人権の保障は、[ ア ]上日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き、わが国に在留する外国人に対しても[ イ ]ものと解すべきであり、政治活動の自由についても、わが国の政治的意思決定又はその実施に影響を及ぼす活動等外国人の地位にかんがみこれを認めることが相当でないと解されるものを除き、その保障が及ぶものと解するのが、相当である。しかしながら、・・・外国人在留制度のわく内で与えられているにすぎないものと解するのが相当であって、在留の許否を決する国の裁量を拘束するまでの保障、すなわち、在留期間中の憲法の基本的人権の保障を受ける行為を在留期間の更新の際に消極的な事情として斟酌(しんしゃく)されないことまでの保障が与えられているものと解することはできない。・・・在留期間の更新を適当と認めるに足りる相当の理由があるものとはいえないと判断したとしても、その事実の評価が明白に[ ウ ]を欠き、その判断が社会通念上著しく妥当性を欠くことが明らかであるとはいえず、他に被上告人の判断につき裁量権の範囲をこえ又はその[ エ ]があったことをうかがわせるに足りる事情の存在が確定されていない本件においては、被上告人の本件処分を違法であると判断することはできないものといわなければならない。
(最大判昭和53年10月4日民集第32巻7号1223頁)
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- 合目的性
- 等しく及ぶ
- 一応及ぶ
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- 法令
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- 及ぶことがある
- 及ぶべき
- 社会通念
- 常識性
- 理屈
- 世論
- 乱用
- 逸脱
- 合理性
- 濫用
- ア
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- イ
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- ウ
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- エ
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