[多肢] 憲法1-4 総論
問題 更新:2022-07-19 11:53:53
私人間における人権に関する次の文章の空欄[ ア ]~[ エ ]にあてはまる語句を、枠内の選択肢(1~20)から選びなさい。
在学中の学生運動歴について入社試験の際に虚偽の申告等をおこなったことを理由に本採用を拒否された事件であるいわゆる[ ア ](最判昭和48年12月12日)で、最高裁判所は「憲法19条は同法第3章のその他の自由権的基本権の保障規定と同じく、国または公共団体の統治行動に対して個人の基本的な自由と平等を保障する目的に出たもので、もっぱら国または公共団体と個人との関係を規律するものであり、私人相互の関係を[ イ ]することを予定するものではない。」としている。
これは、裁判所がいわゆる[ ウ ]の立場をとったものとされている。また、関連する判例としては、女子の定年を男子よりも5歳若く定めた男女別定年制が違法であるかどうかが問われたいわゆる日産自動車事件(最判昭和56年3月24日)で、最高裁判所は「就業規則中女子の定年年齢を男子より低く定めた部分は、・・・性別のみによる不合理な差別を定めたものとして[ エ ]の規定により無効である」としている。こちらの判決は、無効判決ではあるが、あくまでも[ エ ]の規定により無効としており、[ ア ]と同様に[ ウ ]の立場をとった上での帰結である。
- 八幡製鉄事件
- 無適用説
- 昭和女子大事件
- 間接的に規律
- 京都府学連事件
- 憲法14条
- 直接適用説
- 猿払事件
- 東大ポポロ事件
- 憲法19条
- 折衷説
- 憲法22条
- 国家同視説
- 拘束
- 三菱樹脂事件
- 規制
- 直接規律
- 民法90条
- 制限
- 間接適用説
- ア
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- イ
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- ウ
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- エ
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