合格道場の登録状況
プライム会員
試験の結果
合格
合計 192 ( 五肢択一 / 100 点, 多肢選択 / 12 点, 記述 / 40 点, 一般知識 / 40 点, )
行政書士試験の受験回数
2回目
学習開始時期 / 学習時間
2月 / 約1000時間以上~
使用教材について
【インプット教材(テキスト等)】
合格道場のテキスト
LECの基本的テキスト
TACの「みんなが欲しかった行政書士判例集」
早稲田経営出版の「2022行政書士試験六法」

【アウトプット教材(問題集等)】
メインは合格道場
TACの「行政書士の肢別問題集」
TACの「40字記述式問題集」
早稲田経営出版の「2023出版直前予想模試(3回分)」

【その他】
ブックオフで見つけた、アガルートの司法試験・予備試験総合講義1問1答「行政法」と「憲法」の問題集
受験の体験等コメント
■受験生時代に取り組んだ学習方法や良かったこと苦労したことの体験談など
私のステータスですが、フルタイムの会社員(正社員)で基本テレワークです(残業は月20時間程度)。家族持ちで、未就学児が1人います。1回目は154点で不合格でした(記述が6点)。前年度の勉強時間500~700なので、あわせると1200~1500時間程度勉強したと思います。1000時間以上は確実にやっていますね。基本の勉強スタイルは朝早起きして最低2時間の勉強時間を確保、直前期は朝4時過ぎに起きて、4時半から勉強開始、基本テレワークのため、8時半近くまで勉強をするという流れです。ちなみに就業時間中、試験勉強ができるのではと思われるかもしれませんが、そもそも仕事量が多いため、正直できませんでした。ただ、一度試みてはみましたが、ご存じのとおり知識を暗記するだけの試験ではないため、問題に集中する必要があり、途中でメール音や、電話が鳴ったりすると集中が遮られ、結果中途半端に終わり、まったく身に付かず、効率が悪いことが判明し、テレワークであっても、就業時間中は試験勉強ができなかったというのが本当のところです。

前置きが少し長くなりましたが、前述のとおり1回目(R4年度)が不合格であったため、敗因を分析。行政法の分野が7割に届かず、そして明らかに記述が得点できなかったことが大きな敗因と分析しました。この敗因を克服するために2月1日から本格的に勉強を再開します。
 次にどのように計画を立てて、進めていったかというと、8月15日(お盆)を基準日として、1ヵ月を1週間単位で区切り、行政法と民法を軸として、例えば2月であれば、第1週目は行政手続法、2週目は行服法、第3週は行訴法、4週目民法のように、カレンダーに予定を書き込み、練習問題7割、過去問3割の割合で問題を解きます。合格道場の練習問題は1つのトピックに対して段階的にわかるように構成している。そのため練習問題を終わったら、その分野の過去問を1~2問解くみたいな運用です。そのときに、正解以外の選択肢がなぜ間違いなのかも理解することが非常に重要です(合格者はそこまでやっています)。また判例問題については、TACの判例集で確認しながら1問ずつ丁寧に理解をしていきます。特に憲法・国賠の判例は過去問で問われた判例内容については全て目を通し、主要判例は読んで理解することが大事だと思います。もちろん、毎週計画どおりにいかないときもあるため、その時は臨機応変に対応してください(休む時は休む)。また、疲れて五択をやりたくないとき、読みたくないときは合格道場の記述式練習問題、特に「民法」をやることを強くお勧めします。合格道場の記述式練習問題は基礎が身につきます。1問にそれほど時間はかからないので、まず問題文を読んで、頭の中で考え、わからなければ直ぐ回答をみる、そして条文を読む。これを繰り返してください。このときに、回答を見る前に実際に45字書く場合は、鉛筆等で書くのではなく、字数カウンター(https://counter.sleepcows.com/)のサイトがあるので、PC画面に記述問題と、字数カウンター画面を2つ並べ、キーボードで打ち込むようにすると、入力文字数がわかり手間が省けて効率的です。気付けば意外と問題をこなしているため、定期的に意識してやれば夏前までには2~3周はしていると思いますよ。私の場合記述の基礎は合格道場の練習問題で養いました。時間がある人は行政法と憲法の記述問題も是非目を通してみてください。とくに初学者には憲法の記述練習問題はお勧めです。ちなみにですが、私がブックオフで見つけた、アガルートの司法試験・予備試験総合講義1問1答「行政法」と「憲法」の問題集(1問ごとにAとBのランク分け)は、すべての問いが「~について説明せよ」のため、司法試験レベルになると行政書士の記述レベルは、ほぼ基礎中の基礎だということを知りました。例えばですが、行政法だと「形式的当事者訴訟の意義について説明しなさい」や、憲法だと「正当な補償(29Ⅲ)の意義について説明しなさい」という問いのレベルです。つまり考え方次第なのですが、記述は基礎なんだという思いで、合格道場の記述練習問題をこなせば(1日5問とか)、特に民法ですが、基礎レベルが格段に上がると思いますので諦めずに挑戦してみてください。
私はもちろん会社に出社もする場合もあり、その時の移動時間は、スマホで道場の1問1答の商法・会社法のみをやりました。なお、会社法については範囲が広すぎるためどこまで手を伸ばしたらよいかわからないと思いますが、合格道場の練習問題と過去問をやってください。その時に意識してほしいことが、会社設立であれば、自分が行政書士として独立した時に、依頼される内容の1つで必ず必要となる知識だということを意識してやると、モチベーションが保ちやすいと思います。
 以上、冒頭で述べた基準日までに、丁寧に勉強を進めます。基準日以降(残り3か月)は、履歴で自分が苦手としているところを含めた、過去問をとにかく回すということです。道場の練習問題はほとんどやりませんでした。このとき常に意識してほしいことが、繰り返しになりますが他の選択肢がなぜ間違いなのかということです。そして、過去問については、特に行政法(各分野)は、問題文のそれぞれの肢を読んだときに、どこが間違っているのかがすぐわかるようになるまで過去問を回してください。その他、過去問演習以外にやったのは、合格道場の単元テストです。これは是非みなさんやってください。良問ぞろいだと思っています。単元テストで意識することはやはり時間です。直前期は1問を2分半以内(10問を25分)で解くという感覚を身に着けてください。
ここで、行政書士試験の時間配分について私の場合どのようにしたかを述べたいと思います。5肢択一は全部で40問ありますので、単元テストと同じ考えで10問を25分以内で解くということです。そうすると40問は100分以内で解くことになります。多肢選択式は30分(1問10分以内)、一般知識等は20分、記述は3問で30分(1問10分)、合計180分(3時間)。多肢選択または一般知識どちらかで必ず時間が余りますので、そのときは5肢択一に戻り、時間をかけられなかった問題を見直すようにしましょう。もし時間が余らなかったら、記述に時間を割いたほうが無難です。いずれにせよ。5肢択一については100分以内で解ききる練習(1問2分半以内で解く)をしてください。私は直前期スマホのストップウォッチを利用して、解いていました。時間を意識せずに問題解いてばかりいると、思考回路がそのようになってしまうため、直前期は時間を意識して問題を解くことを心がけてください。なお、試験本番の時間配分と解く順番ですが、私の場合以下のようになります。記述は最後にやりました。
13:00~14:40 五肢択一
14:40~15:10 多肢選択
15:10~15:30 一般知識
15:30~16:00 記述
五肢択一については毎年Cランク問題が8~10問出題されるので、わからなくても2分半以内で終えるか3分以上時間をかけない。1~10問は13:25分まで、11~20問は13:50分まで、21~30問は14:15分まで、31~40問は14:40までと、解答用紙の10問目、20問目、30問目。40問目の下にそれぞれ時間を薄く書きこみます。名前を記載するときに書けば大丈夫です。何も言われません。そうすると試験本番中に時間を意識して進めることができると思います。行政書士試験はとにかく時間を意識してください。

また時間に余裕がある人は、道場の総合テストにも挑戦してみてください。こちら本試験レベルだといっても過言ではなく、私からすると市販の直前模試よりもレベルが高く濃い内容だと感じています。とにかく良問ぞろいです。もちろん、総合テストを理解したからと言って本試験に合格できるというわけではなく、この総合テストをとおして、知識の抜け落ち等を確認してください。そして法的思考(リーガルマインド)をさらに養えられれば一番理想だと思います。ちなみに私は総合テストについては五肢択一と記述しかやっていません。

試験本番約10日前について話したいと思います。「2023出版直前予想模試」に付属している「まとめノート」があるのですが、私はこれに合格道場の履歴で間違えが多い問題の重要事項を余白に書き込み(特に民法です)、オリジナルの薄いノートを完成させました。オリジナルノートを作っていくと、頭の中が整理されます。試験場にはこの薄いまとめノートと「LECの基本的テキスト」に付属している6法のみ持って行き、試験開始直前まで見直していました。一般知識についてですが、R5年度に費やした勉強時間はたぶん10時間程度だと思います。つまりほとんどやっていません。R6年度からは試験内容がかわるため何とも言えませんね。申し訳ありません。

最後になりますが、行政書士試験は難しいです。合格点180点とありますが、上述でも述べましたが、Cランク問題が8~10問出るため、これがとにかく難しいです。試験作成側であきらかに点数を調整してきている問題です(R5年では憲法と地方自治法、R4年は商法)。
この問題は取れたらラッキーぐらいに思い、基本的な問題(Aランク)は絶対落とさないということです。そして最後は何よりも、「自分は絶対合格するんだ!」という強い信念を持ち続けられた人が結果合格できるのだと思います。
合格道場についてコメント
私はこのサイトがなかったら、絶対合格できなかったと思います。
自分で自分をコントロールできない人は、予備校に通った方がよいとおもいますが、ある程度コントロールできる人は合格道場ほど効率の良い勉強サイトはありません。

とにかく履歴が残るのが非常に便利で(メモもかけるため自分がその問題に感じたことなども記載していました)、解説も充実しています。
強いて言えば科目ごとに過去問をランダムで問題が出る機能もあれば、文句のつけようがないサイトになると個人的には思っています。

合格道場はゲームです。合格道場というゲームをまずはクリアしましょう(中ボスは単元テスト、大ボスが総合テスト)、そして信じてやりこめば、ラスボス本試験を倒せます!