法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
6回目以上
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
宅地建物取引主任者
学習期間 / 学習時間
約7ヶ月 / 約300時間以上~400時間未満
試験の結果
合格
合計 208 ( 五肢択一 / 112 点, 多肢選択 / 24 点, 記述 / 36 点, 一般知識 / 36 点 )
記述式の内容
問44:
記載した用紙をなくしてしまい不明
問45:
記載した用紙をなくしてしまい不明
問46:
記載した用紙をなくしてしまい不明
使用教材について
【主要教材】
合格道場
クイックマスター行政法 LEC
行政書士 肢別過去問集 TAC出版

【補助教材】
うかる行政書士必修項目100 伊藤塾
一発合格 行政書士判例集 TAC
行政書士試験合格六法 成美堂出版
国家試験受験のためのよくわかる民法 自由国民社
センター試験 政治経済の点数がおもしろいほど取れる本 中経出版
センター試験 現代社会の点数がおもしろいほど取れる本 中経出版
公務員試験 文章理解すぐ解ける直感ルールブック 実務教育出版
試験の感想等コメント
 合格までの道のりは本当に長いものでした。

 最初に行政書士試験を受けることにしたのは、試験内容が大幅に変更になる年の平成18年のことでした。宅建試験を合格できたので、その延長くらいの気持ちで受験しました。宅建で学んだ民法と、過去問を解いただけで受験しましたが、結果176点で、あと1問の正解で合格のラインでした。

 これで気を良くした結果、次の年はまだ記憶にある宅建の民法と、前年同様に過去問を解いただけで受験をしました。今度は170点でやはり結構点数はとれているものであると勘違いしていました。

 以後、毎年のように受験はしていましたが、試験の難化とともに点数も下がっていき、合格できそうな気さえしていなかったように思います。

 太刀打ちできそうにないと、ネットで検索していたときに、たまたま合格道場のサイトを見つけ、これをやれれば合格できそうだなと思いました。ですが、受験の2ヶ月前に始めたのでは、消化不良を起こしそうだったので、受験の後で道場生になることを決めました。

 不合格が決まり6回目の受験時、3月頃から道場の門を叩きました。自分には、合格に必要な基礎が足りていないと感じていましたので、道場の練習問題を解いては、解説を読み込んでいくという形で演習をこなしていました。過去問に関しては、練習問題と重複する部分があるので、あまりやっていませんでした。受験までに、行政法は5回、それ以外は3回繰り返しました。
 結果は合計点は基準を満たしていましたが、一般知識で足切りとなりました。それまでは大した勉強もせずに10問は正解できていたため、相当なショックを受けました。

 前年の結果を踏まえ、一般知識対策を立てましたが、文章理解の問題を1日5問解く、ニュースを見るといった程度で、直前期に現代社会・政治経済の本を読んだくらいしかしていません。ただ、日頃からいろいろな情報に触れるようには意識していました。どんな問題が出てくるかはわかりませんから(笑)

 あと、問題演習に関しては、道場中心から書籍中心へと切り替えました。目が疲れるというのが一番の理由です。

合格の年にやった勉強は以下のとおりです。

・クイックマスター行政法 10回転 1肢づつ、理由付けも含めて判断しました。
・行政書士 肢別過去問集 5回転 頻出事項の確認に使用しました。
・合格道場 ラジオ日経講座の確認問題 5回転 書籍だけで抜けている知識の補充に使いました。
・一発合格 行政書士判例集 判旨の確認及び勉強に詰まってきた時の息抜きなどに使用しました。
・行政書士 必修項目100 クイックマスターや肢別過去問集では足りない部分を中心に確認に使用しました。
・行政書士試験 合格六法 条文の素読はあまりやりませんでしたが(5回位かな)、ある程度勉強したあとで、全体を通して読むことで気づく部分はあると思いました。
・伊藤塾の模試 模試の問題がズバリ的中したのもあるのですが、独学では不足しがちな観点からの情報に触れることができます。

 合格した年は、道場以外のものが中心となりましたが、前年に道場をある程度きっちりやっておいたおかげで、それが可能になったと思います。

 受験される皆さんへ

 いろいろな方が合格体験記で書いていますが、あきらめずに最後まで基礎を繰り返すことができる人が合格できる試験です。合格してようやくその意味がわかったように思います。とはいっても、7回も受験した人の言葉にはあまり説得力はありませんが。
 僕のようにたくさん受験することにならないよう、真剣に勉強に励み、早めに合格してください。