会員登録で大量のオリジナル練習問題、一問一答、各種テストなどが使えます。問題数3000超。「道場生受験体験記」は必見です!

  1. 過去問
  2. 年度別
  3. 令和3年
  4. 問56

令和3年-問56 一般知識等 経済

Lv4

問題 更新:2023-05-31 10:37:24

国土交通省自動車局による自動運転ガイドラインに定められた車両の自動運転化の水準(レベル)に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

  1. レベル1は、縦方向か横方向か、いずれかの車両運動制御に限定された機能についてシステムが運転支援を行い、安全運転については運転者が主体となる。
  2. レベル2は、縦方向・横方向、両方の方向の車両運動制御について自動運転機能を有するが、安全運転については運転者が主体となる。
  3. レベル3は、全ての方向の車両運動制御について自動運転機能を有し、人の介入を排除し、安全運転についてもシステム側が完全に主体となる。
  4. レベル4は、限られた領域で無人自動運転を実施し、システム側が安全運転主体となる。
  5. レベル5は、自動運転に関わるシステムが全ての運転タスクを実施し、システム側が安全運転主体となる。
  解答&解説

正解 3

解説

肢3が妥当でない。

レベル3では、全ての方向の車両運動制御について自動運転機能を有するが、システムの実行・作動継続が困難な場合は、人がシステムの介入要求に適切に応答することとなる。
安全運転についても、システム側が基本的に主体となるが、作動継続が困難な場合は運転者が監視・対応する。

国土交通省自動車局が定めている自動運転化レベルの定義の概要によると、レベルは0~5まであり、内容は下記のとおり。

レベル0~2:運転者が一部または全ての動的運転タスクを実行
レベル3~5:自動運転システムが(作動時は)全ての運転タスクを実行

レベル【0】 運転自動化なし
監視・対応の主体 運転者
システムの実行領域 なし
定義 運転者が全ての動的運転タスクを実行
レベル【1】 運転支援
監視・対応の主体 運転者
システムの実行領域 限定
定義 システムが縦方向又は横方向のいずれかの車両運動制御のサブタスクを実行
レベル【2】 部分運転自動化
監視・対応の主体 運転者
システムの実行領域 限定
定義 システムが縦方向及び横方向両方の車両運動制御のサブタスクを実行
レベル【3】 条件付運転自動化
監視・対応の主体 システム(作動継続が困難な場合は運転者)
システムの実行領域 限定
定義 システムが全ての動的運転タスクを実行作動
継続が困難な場合は、運転者がシステムの介入要求等に適切に応答
レベル【4】 高度運転自動化
監視・対応の主体 システム
システムの実行領域 限定
定義 システムが全ての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を実行
レベル【5】 完全運転自動化
監視・対応の主体 システム
システムの実行領域 無制限
定義 システムが全ての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を実行
  1. 過去問
  2. 年度別
  3. 令和3年
  4. 問56

ページ上部へ