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平成29年-問2 法令用語

レベル4

問題 更新:2017-12-05 11:45:53

次のア~オの記述と、それらの記述が示す法思想等との組合せとして、最も適切なものはどれか。

ア.法を現実に通用している制定法および慣習法等の実定法とする考え方
イ.人身の自由および思想の自由等の人格的自由とともに経済的自由を最大限に尊重し、経済活動に対する法規制を最小限にとどめるべきであるとする考え方
ウ.事物の本性や人間の尊厳に基づいて普遍的に妥当する法があるとする考え方
エ.法制度の内容は、その基礎にある生産諸要素および経済的構造によって決定されるとし、私有財産制度も普遍的なものではなく、資本主義経済によって生み出されたとする考え方
オ.法制度を経済学の手法を用いて分析し、特に効率性の観点から立法および法解釈のあり方を検討する考え方

1. パンデクテン法学リベラリズム自然法社会主義法学利益法学
2. 概念法学リバタリアニズパターナリズムコミュニタリアニズム法と経済学
3. 法実証主義リベラリズム善きサマリア人の法マルクス主義法学利益法学
4. 概念法学レッセ・フェール善きサマリア人の法コミュニタリアニズムネオリベラリズム
5. 法実証主義リバタリアニズム自然法マルクス主義法学法と経済学
  解答&解説

正解 5

解説

ア.法実証主義の事である。

実際に定められている法律(実定法)だけが法であるとする実定法一元論である。実定法の上位概念として自然法認めない。ここで実定されていれば、法なのだから、「悪法もまた法なり」という法諺が生まれる。

イ.リバタニアリズムの事である。

内容はイの記述の通りであるが、新自由主義との相違が問題となる。新自由主義は、より経済的な自由を重視するが(歴史的な理由も大きいと思われる)、リバタリアニズムは個人的な自由をより強調している。他者の身体や正当に所有された物質的財産を侵害しない限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由であると主張している。

ウ.自然法の事である。

自然法とは、人間や事物の自然本性から導き出されると想定される法の総称をいう。上記アとの対比は重要である。

エ.マルクス主義法学の事である。

資本主義を学ぶとき必ずマルクスにぶつかる。一般知識対策としても概要は把握しておきたい。

オ.法と経済学の事である。

経済学と法が最も結びついている分野は「契約」である。法と経済学が同じベクトルを有するのは効率性(合理性)である。

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