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平成28年-問46 民法

レベル5

問題 更新:2019-04-24 11:39:37

民法の規定によれば、離婚の財産上の法的効果として、離婚した夫婦の一方は、相手方に対して財産の分与を請求することができる。判例は、離婚に伴う財産分与の目的ないし機能には3つの要素が含まれ得ると解している。この財産分与の3つの要素の内容について、40字程度で記述しなさい。

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正解例 婚姻によって得た財産の清算、離婚後の扶養、離婚による慰謝料の3つの要素がある。(39字)

■試験センターの解答例
【例1】婚姻中の共同財産の清算及び離婚後の一方の生計維持ならびに精神的損害の賠償を含む。(40字)
【例2】婚姻中の夫婦財産の清算、離婚後の生活に困窮する配偶者の扶養、離婚に伴う慰謝料を含む。(41字)

解説

本問は、親族法からの出題であり、記述式であることを考えると全問の中で最も難しかったのではと思われる。ただ、親族法が得意な人にとっては、それ程でもなかったであろう。というのは、内容はそれほど難しくないからである。

財産分与の3つの要素

①まず、挙げられるのが、婚姻後2人で得た財産の分配である。婚姻しているうちはよいが、離婚するのであれば分配が必要なことは当然であろう。
②たとえば典型的な夫婦の形として、夫がサラリーマンで妻が専業主婦の場合を考えてみよう。離婚とほぼ同時に妻は経済的に困窮することが予想される。そこで、妻が生活費を得ることができるようになるまで、「離婚後の扶養」が必要なのである。
③離婚というのは、精神的負担も大きな要素である。そこで、「離婚による慰謝料」の問題も出てくる。
以上を述べると、自ずと「財産分与の3つの要素」となるのである。

【採点基準】

①婚姻によって得た財産の清算 6点
②離婚後の扶養 6点
③離婚による慰謝料 6点
④文章になっていること 2点

①②③とも様々な言い方があると思うが、趣旨があっていれば満点を貰えるだろう。ただ、字数オーバーとなる可能性は高いが…。

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