行政手続法4-8 申請に対する処分(総合)
問題 更新:2021-12-26 14:53:28
申請についての行政手続法の定めに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 行政庁は、審査基準を定めなければならないが、その時期としては、原則として審査の具体的必要性が生じる時までに策定しておけばよいとされている。
- 行政庁は、審査基準を定めるにあたっては、許認可等の性質に照らしてできる限り具体的なものとしなければならないが、行政庁に広範な裁量が認められている許認可等の審査基準等については、覊束性の強い処分に対する審査基準と同等の具体性がなくても許される。
- 行政庁は、申請により求められた許認可等に対して、拒否処分をする場合は、申請者に対し、常に同時に当該処分の理由を示さなければならない。
- 法令に基づき、行政庁の許可、認可、免許その他の自己に対し何らかの利益を付与する処分を求める行為で、当該行為に対して行政庁が諾否の応答義務がないものは、行政手続法における申請にあたる。
- 行政庁の許可、認可、免許その他の自己に対し何らかの利益を付与する処分を求める行為であれば、法令に基づかないものであっても、行政手続法上の申請にあたる。