会員登録で大量のオリジナル練習問題、一問一答、各種テストなどが使えます。問題数3000超。「道場生受験体験記」は必見です!

  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和2年(2020年)度 合格者
  4. 有村 武志さん

有村 武志さん(2020年合格)

有村さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

診療所や介護事業所、整骨院を運営する医療介護グループの管理職として働いており、これまで法人設立や介護事業所の立上げ、その後の役員変更や定款変更および事業承継等に関わってきたことから、経験を生かせる資格ではないだろうかという点が一つ。もう一つはケアマネージャーとしても働いており、家族や身寄りのない高齢の方が、急にお亡くなりになった時に本人の意思は反映されず、役所任せになってしまうケースを何回か経験しており、もしものことがあっても安心できるように相談相手となることができる資格ではないかという点です。

それらの点から、法人や個人をサポートする使命感と、ビジネスチャンスの可能性を感じ、やりがいのある仕事ができるのではないかというのが目指した理由です。

合格した瞬間どのように感じましたか?

「あぁ~しんどかった」と2003年に阪神が18年ぶりに優勝した時の星野監督のインタビュー第一声と同じセリフが口から出ました(笑)。
喜びというよりは安堵感と、いざ行政書士として業務をおこなっていくことに関して、ワクワクと不安感が入り混じった気持ちになりました。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

理解が難しい論点についてインターネットで検索していると、偶然に合格道場の問題が目に留まることがあり、いざ問題を解こうとするも全くわからず。当時5月頃で、肢別問題集を7回転くらいしており、ある程度理解ができている自信があったのにもかかわらず、めちゃくちゃ不安になったのがきっかけです。

決め手は、その問題数の多さと難易度です。行政書士試験合格に必要なレベルに到達するにはどの範囲まで、またどの深さまで勉強すればよいのか初学者は不安になると思います。私は合格道場の問題を見た時に「これをやればいいんだよ」と言われたような気がしました(笑)。

合格道場をどのように利用されましたか?

<練習問題>
パソコン上でいったん全ての問題を解き、確実に理解できている問題以外を印刷してファイルに閉じて使っていました。本番も紙ですし、パソコンやスマホの画面上だとどうもしっくりこなかったからです。ただし相当な枚数になってしまうのでその分コストがかかりますし、持ち運びが大変でしたのでお勧めはできません(笑)。

よく間違える問題、理解ができていない問題は、改めて別ファイルにし、直前期にはそれを「弱点克服ファイル」として肌身離さず持ち歩き、何回もこなしました。

記述式に関しては200問以上あり、自分で解答用紙を作成し、何回もひたすら書く(解く)ことをしていました。

「過去問や条文を理解できていれば自然と書くことができるようになるので、択一の勉強が記述対策になる」というのはごもっともですが、私の場合は強引に道場の記述式問題を覚えるまで書くという勉強法をとりました。結局中期から本番まで、択一とほぼ同じくらいの勉強時間を割きました。

当然、本番で同じ問題が出ることはほとんどないと思うのですが、書く鍛錬を積んだことで、40字前後の文章構成力と、アイデアの瞬発力が身についたような実感があります。

<単元テスト>
ある程度練習問題をこなせば、週末等じっくりと時間が確保できるときにチャレンジしていました。問題の難易度が高く、横断的な要素が強かったので思考力を高めるきっかけになりました。こちらも間違えや、理解不足の問題は印刷してファイル化し、本番まで何回もこなしました。

<一問一答>
移動時間や待ち時間等に利用しました。こちらは印刷せず、スマホで問題を解きました。

総じて隅々まで問題をやりつくしました。

合格道場が提供するサービスの中で特によかったものはなんですか?

問題の質と量共に大変満足しています。また、暗記や知識の整理には要点テキストが非常に役立ちましたし、道場生受験体験記はメンタルの支えになりました。

今後の予定について

現在の職場の理解もあり、事務所の一部を間借りして、すぐにでも開業しようと準備しているところです。当初の予定通り、相続や任意後見、医療法人や介護事業の開業サポートを柱にしていきたいと考えています。
合格したからといって、すぐに活躍できるわけではなく、世の中甘くないのは百も承知ですが、受験勉強の辛さを乗り切ったことを一つの自信としてチャレンジしていきたいと思います。
また、新しい人脈作りも積極的にしていきたいと考えています。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

勉強方法は人それぞれだと思います。ただしその真意は、合格者の勉強方法をただ「真似る」ことではなく、自分で手ごたえをつかめる勉強方法を「確立する」ことだと思います。

1を聞いて10を知ることができる人から、1を聞いて1を知ることしかできない人もいます。また、十分に勉強ができる環境にある人もいれば、様々な事情で勉強できる環境が十分でない人もおられるでしょう。(私の場合はどちらも後者で、心が折れそうになるシーンが何回かありました。)ですから他人の勉強方法は参考にはできても、決して合格を保証するものではなく、また、同じようにできないからと言って合格を諦めるものでもありません。

私は、自分が合格からどの位置にいるのか、理解できていない論点はどこなのか、具体的に把握し、問題解決を図ることが、すなわち様々な課題を解決する行政書士としての素養が試されているのだと自分なりに解釈し、モチベーションに変えていました。

モチベーションは自分次第です。努力ではどうすることもできないことが世の中にはあると思いますが、行政書士試験については努力が報われる試験であるとはっきりと断言できます。最後まで頑張りましょう。

  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和2年(2020年)度 合格者
  4. 有村 武志さん


ページの
先頭へ