合格道場の登録状況
プライム会員
試験の結果
合格
合計 202 ( 五肢択一 / 120 点, 多肢選択 / 18 点, 記述 / 24 点, 一般知識 / 40 点, )
行政書士試験の受験回数
2回目
学習開始時期 / 学習時間
後11月 / 約600時間以上~700時間未満
使用教材について
【インプット教材(テキスト等)】
・司法試験・予備試験 逐条テキスト (4) 行政法
・司法試験・予備試験 逐条テキスト (2) 民法
・自作オリジナル六法(e-Gov法令検索をコピー・編集して印刷)
・みんなが欲しかった! 行政書士の判例集(憲法)

【アウトプット教材(問題集等)】
・行政書士 トレーニング問題集(大原)
・公務員試験 過去問解きまくり!民法Ⅰ,Ⅱ
・出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集
・みんなが欲しかった! 行政書士の5年過去問題集
・みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集
・行政書士 トレーニング問題集 3記述式・多肢選択式
・出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集
・合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集

【その他】
・講義動画(オンスク.jp、TAC独学道場)
・寺本康之のなんちゃって予備校
・会場模試:LEC(2回)、伊藤塾(2回)、TAC(2回)
・市販模試:伊藤塾、合格革命
・ニュース検定公式テキスト

(1年目の教材;2年目は殆ど使いませんでした)
・合格革命 基本テキスト
・出る順行政書士 合格基本書
・合格革命 肢別過去問集
・ケータイ行政書士 ミニマム六法
・スーパー過去問(民法Ⅰ,Ⅱ)

受験の体験等コメント
【一年目不合格】
1年目は、全体的に勉強不足で146点。試験直後から2年目に向けて始動しましたが、1年目の教材は私には合わない感じがあったので一新しました。

【インプット】
・行政法と民法のテキストは、司法試験・予備試験用の逐条テキストに変えました。オーバースペックですが、行政法総論も分かりやすく、判例も十分に掲載されていて、過去問そのままの表現も多く(というか、条文・判例がそのまま出題される)、これで良かったと思います。地方自治法だけは六法で補いました。民法も、ここに出ていない判例は行政書士試験対策には不要というくらい詳しいです。逐条テキストは、私には合っていました。

・通勤時間には、オンスク.jpと独学道場の講義動画の音声を聞き流しました。いずれも、理解のための丁寧な説明は少ないのですが、全てが重要で無駄が無く、直前期には短時間で全体を確認するのに役立ちました。寺本先生のなんちゃって予備校は、特に憲法と行政法の理解が深まりました。

【アウトプット】
1年目に使った合格革命の肢別過去問集は、字が小さく余計なアンダーラインが引いてあるので、大原のトレーニング問題集(全5冊)に変えました。トレーニング問題集は一問一答の過去問集で、問題量も相当に多く、不要と思われる問題も含まれていたりしますが、私としては使いやすかったです。行政法は5周くらい繰り返しました。

民法は、トレーニング問題集の一問一答に加え、公務員試験用の「過去問解きまくり」を併用しました。問題数が多いので全部は出来ませんでしたが、一問一答の不足分を補うことができたと思います。

夏頃までは、これらの教材を使って、小項目ごとに、以下のパターンで進めました。
・[テキストを読む]→[一問一答を解く]→[テキスト・条文・判例確認]

【自作オリジナル六法(民法以外)】
・市販の六法は、読みにくかったり、余白が狭いので、e-Govの条文をコピー・編集して印刷したオリジナル六法を作製しました(民法以外)。憲法、行政手続法や行政事件訴訟法などは全条文を、条文数の多い地方自治法や商法・会社法は出題歴のある条文とその周辺条文を抽出しました。
・原文を崩さないように、カッコ書きをはずしたり、準用関係にキーワードを付けたりして、自分なりに読みやすくしました。作るのに時間はかかりましたが、条文の構造がわかり、結果的には良かったと思います。とくに地方自治法3問と商法1問は、模試でも本試験でも一度も間違えることはありませんでした。

【直前期】
・10月頃には、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、地方自治法、商法、会社法などは、条文(自作オリジナル六法)に軸を移し、以下のパターンにしました。
[条文素読]→[問題を解く]→[条文・判例確認]

このサイクルが出来るようになってから、短時間で一通り確認でき、全体的な理解が深まったように思います。また、この頃から5肢択一に慣れるように、ウォーク問も2周くらい回しました。

・11月に入ってからは、年度別過去問を分野ごとに時間を計って(民法30分、行政法40分など)解きました。これで、分野ごとの時間配分とスピード感がわかり、最後の2択から正解肢を選びきる「感」も鍛えられたと思います。

結果としては、基礎法学はほぼ対策無しで(1/2)、憲法は判例の理解学習が不十分で(2/5)、商法・会社法(2/5)、記述は教材を絞りきれず消化不良で24点と、ギリギリ大失点は回避し、行政法(17/19)と民法(8/9)を確保できたことで、なんとか合格点に達した結果でした。条文と判例が大事だと思いました。
今年度の受験生へ応援コメント
1年目は条文学習まで至らず不合格でした。2年目は1問ごとに条文・判例を確認しました。超面倒ですが、直前期に一気に伸びた実感があります。行政法だけですが、問題を見た瞬間に条文が頭に浮かび、その条文フレーズを予想しながら問題文に目を通していき、引っかって違和感を感じれば誤り、スムーズに読めれば正しい脚というように、瞬間的に判断出来るようになっていました。予想しながら読むので、ものすごくスピードアップし正解率も上がりました。地道な条文確認が直前期の急上昇につながることを実感しました。ネットやYoutubeには勉強法の情報がたくさんあって、試行錯誤したり、教材を色々買ったりと遠回りしましたが、最終的には1つのやり方を徹底したことが良かったと思います。参考にして頂けると幸いです。
合格道場についてコメント
昼休みに一問一答をするのに使わせていただきました。十分には使い切れませんでしたが、特に解説は、条文や判例の文言をあまり崩さずに説明されていて、的確で無駄がなく、最も良い解説だと思います。また、十分に使い切れませんでしたが、記述対策の問題は貴重でした。合格道場のみなさま。本当にありがとうございました。