合格道場の使用状況
プライム問題集コース
法律系の学歴等
法学部 卒業
行政書士試験の受験回数
1回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
約3ヶ月 / 約500時間以上~600時間未満
試験の結果
合格
合計 188 ( 五肢択一 / 92 点, 多肢選択 / 16 点, 記述 / 40 点, 一般知識 / 40 点, )
使用教材について
【主要教材】
短期集中講座テキスト、問題集(伊藤塾)
合格道場
みんなの欲しかった出る順行政書士・多肢選択式問題集(LEC)
行政書士の40字記述式問題集(TAC)
合格革命行政書士40字記述式・多肢選択式問題集
出まくり出題予想 一般知識(辰巳法律研究所)

【補助教材】
LEC、TAC、成美堂出版の予想模試
時間がなく、各1回分しか出来ませんでした。記述式は全部解きました。
受験の体験等コメント
道場の先輩方の体験記も大変参考になり、自分の合格戦略を立てるのに役に立ったので自分も誰かのお役に立てればと思い反省点なども踏まえ体験記を書きます。

私が受験勉強を開始したのは令和元年の8月22日です。法学部卒とはいえ大学時代全く勉強をしておらず、初学者でしたが、ネットで短期合格者の合格体験記を読み自分も一発合格を目指してみようと思いました。

時間がなかったので予備校のテキストと問題集を利用することにしましたが、講義を聴くのは時間のロスと考え、また独学タイプだったので、予備校の講義を利用したのは一般知識の2回のみです。法令科目はすべて独学です。
予備校を利用してよかった点は、ネットで質問ができたことと、個人情報保護法のテキストも入手できたこと、文章理解のコツを講義で聴けたこと、なんとなく合格するぞという雰囲気に巻き込まれたことです。

9月までに行政法・憲法・民法の短期集中講座のテキストと問題集で勉強しました。短期集中講座には商法・会社法のテキストと問題集が付いていませんでした。10月に入り商法・会社法の実況中継の本を3日で読みましたが無駄だったと思いました。一回読んで覚えられるほどの仙人ではないです。
続いて一般知識対策に情報通信の勉強をしました。個人情報保護法条文の読み込みなどです。
それから記述式の対策に入りました。
10月半ばに伊藤塾の中間模試を自宅で解いたら商法・会社法・記述抜きで150点でした。
商法・会社法は最初から捨てている人、記述は全く対策を取らない人がいますがそれは非常にまずいのではないかと思いました。そして、行政法・民法もさらに得点を上げたいと思いましたのでネットで知った道場にこの後入会しました。
10月22日に伊藤塾の最終模試を受けましたが、マークミスも2問あり142点でした。
相変わらず商法は0点でした。何も対策しなくても1問くらい当たると思っていましたが甘かったです。また中間模試と変え、一般知識を後にしたため、頭が疲れていて文章理解が解けず0点で一般知識は20点の足切りでした。駄目かもしれないと少し落ち込みました。
でも最後まで頑張って絶対合格しようと思いました。道場の先輩方も最後まで伸びるコメントしてくださっており、他の受験生の頑張りにも励まされました。
残り時間は、商法・会社法と記述対策にかけようと思いました。5日かけて道場の商法・会社法の過去問・練習問題で勉強をしました。
あとは、ひたすら記述対策の日々です。上記3冊と道場の問題をひらすら書けるように練習しました。
試験一週間前となり予想模試を解いたら、商法・会社法も2、3問取れるようになっており記述次第、ボーダーラインの得点が取れるようになっていました。

【試験当日】一般知識→記述→法令の始めから→多肢選択式の順に解きました。
文章理解の問題までに足切りクリアできそうと思えたので文章理解に余裕を持って取り組めました。
辰巳の出まくり出題予想から産業廃棄物法等が当たっており、対策してよかったと思いました。
記述は行政法の問題44が全く知らないことでした。問題45と46は知っていました。45は道場の問題で解いたことがあり、問題46はLECの出る順行政書士40字記述に載っていました。それなのに焦って勉強していたのでLECの問題集では、題名に「第三者のためにする契約」と載っていたので見ていませんでした。解答を書けるようににばかり取り組んでいて丁寧に勉強しなかったのは反省しました。問題44は飛ばして後で考えようと思いました。
そして法令を解き始めました。記述が自信がなく少し気持ちがどんよりしていましたが、法令科目は知っているかいないかの問題ですし機械的に解答して行きました。
行政法が難しく感じ、不合格かもしれないと不安に思いました。民法では頭が疲れてぼーっとなっていました。疲れた時はリフレッシュと思い、目をつぶって深呼吸をしました。
商法・会社法は易しく感じました。
多肢選択式は行政法は易しく感じましたが、憲法は難しく感じました。しかしながらよく読めばできた問題もあったので、疲労のピークの最後に多肢選択を解くのは良くなかったかもしれません。
そして、記述の問題44をもう一度考えました。全く知らなかったのですが、部分点でももらえれば、と思い、取り合えず解答欄に答えを書きました。これは今考えたら大正解の行動でした。
問題44の私の解答にも8点加点されていたことを合格葉書で知った時にとても嬉しかったです。
受験生に皆さんには全く分からなくても、何でもいいから解答を書いてみることをお勧めします。
それから見直しをしました。最終模試でのマークミスの失敗からマークシートも2、3回見直しました。
法令で1問明らかに違う解答を選んでいることに気が付きました。
また、記述の問題45でも「過半数」を「過数数」と書いていたのに気が付きました。
最後まで見直すことがとても大切だと思いました。
そして試験が終了し、がっかりと失意の中帰宅しました。記述も自信がなく落ちたなと思いました。
夜にTAC解答速報を見ました。択一は148点でした。落ち着いて解けば正解できたと思われる問題も5問くらいありましたがみんなそうだし仕方ないと思いました。
記述の点次第だと思いました。
A社の記述採点に申し込んだ結果は記述なんと4点でした。(問題45の解答をA社には間違えて1マスオーバーして出して0点だったのもあります)
でも、実際は葉書を見ると40点でA社予想の10倍の点が付いていました。記述採点の結果が悪くても気にしない方がいいです。
来年試験のことも考えなくてはと思い、12月の始めから新スーパー過去問ゼミ民法5の2冊を終えた翌日の1月29日に合格を知りました。

自分の目標点(実際)5肢択一式104点(92点)多肢選択式16点(16点)一般知識28点(40点)記述式32点(40点)
割愛しますがもっと細かく科目ごとに目標点を設定していました。

もし、不合格なら+αで取り入れようと思っていたのは、新スーパー過去問ゼミ民法、条文の読み込みと肢別過去問、憲法の判例集の熟読、記述問題集を増やすことです。それと、道場の練習問題で一般知識さえクリアできれば合格できると思っていました。
複数年受験生になると一番心配なのが自身の損失だと思っていましたので質と量で勝負しようと思いました。

どんな解答を書き何点ついていたのかを書いてあった年度が参考になったので、私も恥ずかしながら記述の答案を再現します。

問題44 上級庁は、本件防火施設是正の命令をする必要があり、Yは当該処分の命令をする必要がある。
問題45 (建替えには)全員の合意が必要で、修繕等には共有者の持分価格の割合に従い過半数で決定する必要がある。
問題46 口頭の契約と呼び、CがBに対して受益の意思表示をする必要がある。

問題44(8点)問題45(20点)問題46(12点)だと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
質の良い勉強×時間で必ず合格できます。
受験生の皆さんは頑張ってください。
応援しています。


■合格道場についてコメント
合格道場さんのおかげで合格できました。
時間がなく練習問題、過去問とも不完全燃焼でしたが解説が詳しく素晴らしい教材でした。
ありがとうございました。