法律系の学歴の有無等
有り / 法学部 卒業
行政書士試験の受験回数
2回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
約2ヶ月 / 約100時間以上~200時間未満
試験の結果
合格
合計 192 ( 五肢択一 / 112 点, 多肢選択 / 16 点, 記述 / 36 点, 一般知識 / 28 点 )
記述式の内容
問44:
非訟事件法に定められ、A市によって科される。この過料は秩序罰と呼ばれる。
問45:
Cのために設定された抵当権が実行されたとき、損害賠償の請求を行うことができる。
問46:
独立した生活の確保、財産の共有状態の解消、相続財産取得への期待の保護。
使用教材について
【主要教材】
『行政書士年度別過去問〈平成23~27年度〉 伊藤塾編』法学書院
『伊藤真が選んだ短答式一問一答1000 行政法』法学書院 ※司法試験/予備試験用の教材です

【補助教材】
伊藤塾のいわゆる「基礎マスター」民法・行政法
予備試験短答過去問
合格道場

試験の感想等コメント
【感想】
予備試験受験生です。
記述については受験当時の記憶が曖昧で、もう少しまともに書けたような気もしますが、
ご覧の通り、恥ずかしながら予備試験受験生にしては大変に勉強不足なことを書いていました。
しかし、今年のはそれなりに難しかったようで採点が甘く、それでも36点取れました。
予備試験ではもっとまともな解答ができるようになりたいと思います。

ほかの反省点としては、商法でもう少し点を稼ぐべきだったかなというところ。
民法も近年の傾向どおり相変わらずややニッチめな出題でしたが、
穴を作らないよう勉強していればなんとか対策できたはずだったと思います。

【反省点・成功例など】
行政書士では幸い結果が出せましたが、
まだ予備試験に受かったことがない身で偉そうに言っても説得力がありません。
なので、失敗談から書かせていただきます。

★やるべきでなかったこと
・行政書士受験者向けの一問一答だけでなんとか乗り切ろうとする
→これは一年目の失敗です。
 私はめんどくさがって一問一答をひたすらやりこんで乗り切ろうとしたのですが、
 この手の問題集はあくまでも知識の定着を確認するためのものです。
 もしまだ知識が定着していないのなら、
 もっとしっかり時間をかけて取り組めるテキストや問題集を教材とすべきです。
・記述の中途半端な問題集を買う
→問題集によっては「解説」が問題文のオウム返しと○×のみを記載して終わるような、
 めちゃくちゃ手抜きで何の説明にもなっていないものがかなりあります。
 一見読む量が少なくて楽に勉強できそうですが実際は何の役にも立ちませんので、
 ちゃんとした解説のついているものを選んで取り組むべきです。
 「絶対に」立ち読みして解説の確認をしてから問題集を買ってください。
・条文を引かない
→条文を引いたからって、別にいきなり点数に結びついたりしません。
 しかし条文の構造が分かっていると、記憶と理論が頭の中で綺麗に整理されます。
 耳にタコでしょうが、理屈と一緒に条文をいちいち引くことをおすすめしておきます。

★やってよかったこと
予備試験不合格者ながら、行政書士試験で実践した勉強法で、
予備の対策でもやっている勉強法を記載しておきます。

①基礎の徹底
→まず第一に「行政法」が何か知ることが大事です。
 行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法……
 などといちいち名前のよく似た法律がたくさんでてきますが、
 どういうときにどういう法律・条文が使われるのを理解します。
 ある程度、用語や条文の意義が自分で説明できるようになるのが目標でしょうか。
②過去問を徹底的にやる
→過去問が一番演習の材料としては最適だと思います。
 最初は多分全然解けませんので、解答と六法を交互に見て、
 足りない知識や曖昧な記憶を見つけて埋めていきます。
③苦手分野の補強
→「この分野何度やってもイマイチよく分からんな」ってとこが出てきたら、
 その分野の条文を精読する&一問一答式問題集で同じとこを繰り返し解き、
 苦手意識がなくなるまでやりこんでいきます。

個人的には、基本的に②~③をひたすら反復するのが一番効率的だと思います。