法律系の学歴の有無等
有り / 法学部 卒業
行政書士試験の受験回数
2回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
約12ヶ月 / 約500時間以上~600時間未満
試験の結果
合格
合計 190 ( 五肢択一 / 88 点, 多肢選択 / 22 点, 記述 / 40 点, 一般知識 / 40 点 )
記述式の内容
問44:
Y県を被告とし、裁決における手続上の瑕疵等についてのみの主張が許され、原処分主義と呼ぶ。
問45:
他主占有者の死亡による相続を契機として、相続人が、所有の意思を持って占有を開始したとき。
問46:
B又はCを相手として、出生から1年以内にちゃく出否認の訴えを提起すべき。
使用教材について
【主要教材】
「行政書士試験 必勝テキスト1」(同文館出版)
「行政書士試験 必勝テキスト2」(同文館出版)

【補助教材】
行政書士試験!合格道場
試験の感想等コメント
まず「行政書士試験 必勝テキスト」で基礎を徹底的に学習することだと思います。こんなに読みやすくわかりやすい基本書は絶対に他に無いと思います。同時に、私の場合は道場の過去問、練習問を10周しました。この際のポイントは、いずれも解答・解説の全文を読んで理解すること。私が、今回の記述式問45で部分点をもらえたのは、練習問題-民法総則-問55(リニューアル後は問57)肢3の解説を読んでいた記憶が何とか残っていたからでした。いずれにしても、種々の教材に広く手を出すことではなく、信じて限定した教材を何度も何度も読み込んで記憶し、理解することの方が重要です。

なお、正直に書くと私は民法、行政法、一般知識に限定して学習し受験しました。他は学習していません。民法、行政法で8割、一般知識で6割の得点をとることが私個人の作戦でした。結果、民法は苦戦しましたが、行政法、一般知識で点を伸ばすことができました。受験者の皆さんも、やみくもに学習するのではなく、それぞれの得意・不得意に合わせて、どう180点を獲得するかの作戦を、事前に十分に練ることも重要だと思います。

最後に。もしこれから学習を始めて、例えば来年(平成29年)の試験合格を目指すような場合であっても、学習途中であって合格は100%無いとしても、今年の試験を一度受験することをお勧めします。やはり国家試験であり、会場の雰囲気は独特のものがあります。試験会場を知ること、その場の雰囲気を肌で感じること、時間配分をイメージすることを経験するだけでも、貴重な体験として次の本番に確実に生きるはずです。私も、平成27年度合格を目指していましたが、学習途中の平成26年度に「試受験」した経験が相当効きました。

行政書士は、本当に社会的意義のある職業だと思います。
これから合格を目指す皆さん、頑張ってください!