法律系の学歴の有無等
有り/法学部卒業
行政書士試験の受験回数
3回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
10ヶ月/900時間以上~1000時間未満
試験の結果
合格
合計 186 (五肢択一/128点、多肢選択/16点、記述/10点、一般知識/32点)
記述式の内容
問44:
建築確認には処分性がなく、工事の完了によりBの訴えの利益も消滅した為、却下判決が下される。
問45:
AがBの代理人であると信じることに善意、無過失であるとの要件の下で契約の履行を請求できる。
問46:
AはDに対して、DがCから指輪購入に際してかかった価額を支払えば指輪の返還請求ができる。
使用教材について
【主要教材】

【基本テキスト】
行政書士合格ナビゲーション基本テキスト1・2(東京法経学院)
でる順行政書士基本テキスト(年度落ち物)(東京リーガルマインド)

【過去問】
合格道場
肢別過去問集 一問一答式(早稲田経営出版)

【問題集】
合格道場
公務員過去問(憲法、民法、行政法)(行政法は実務教育出版、憲法、民法は東京リーガルマインド)

【記述問題集】
合格道場
パーフェクト行政書士40字記述式問題集平成25年版(住宅新報社)

【会場模試】
ラジオNIKKEI行政書士合格講座 最終模試
東京法経学院模試(全3回)

【市販模試】
2013でる順行政書士直前予想模試(東京リーガルマインド)
2013合格革命直前予想模試(早稲田経営出版)
行政書士完全予想模試(成美堂出版)
試験再現!行政書士予想模試2013(秀和システム)

【補助教材】
条文・判例本 民法①②(辰已法律研究所)
条文・判例本 行政法 (辰已法律研究所)
月刊新聞ダイジェスト2013年9月別冊号最新時事用語&問題 (新聞ダイジェスト社)
公務員試験 文章理解すぐ解ける直感ルールブック(実務教育出版)
試験の感想等コメント
今回、何とか3回目の挑戦で合格することができました。月並みな言葉になってしまいますが、合格道場がなければ、合格はまだ先のことになっていたと思います。本当にありがとうございました。
太田先生に直接お礼を申し上げられないのが本当に残念ですが。

以後、少し長文になりますし、参考になるかわかりませんが、何か少しでも皆さんのお役に立てばと思います。以下は全て合格年度のことについて記載しています。

まず、基本テキストについてですが、1冊本、2冊本、科目別分冊本とありますが、私は2冊本を使用しました。理由は、1冊本より情報量が多く、また書き込むスペースが多くあるからです。
基本テキストを選ぶ際に、合格ナビゲーション(以下テキスト)にするか、「行政書士」必勝テキストにするか迷ったのですが、前者の方が早く発刊されていたという理由で前者にしました。
ただ、1冊本にはスペースの都合上、情報をコンパクトにまとめるために図表を多く用いていることが多かったので、過去に使用した年度落ちの1冊本を、必要な図表などをテキストに切り貼りするためのツールとして使用しました。
また、合格道場の過去問や練習問題の解説なども必要に応じて、エクセルにコピペし、それを印刷したものをテキストに貼るなど必要な情報はテキストに集約させるようにしました。公務員試験の過去問からの情報、予想模試などの情報も同様です。
最終的には、行政法・地方自治法については、そのテキストの中で、自分が覚えるべき項目をチェックリストとしてWordに打ち込み、テキストの内容全部を網羅できるように、そのオリジナルチェックリストを何度も復習しました。(9月中旬から作り始めて、3週間ほどかかりましたが)
明らかにわかるものについてはチェックリストにしませんでしたが、出来上がったチェック項目は全部で750以上になりました。明らかにわかるものもリストにしていたら優に1000は超えていたと思いますが、これをしたおかげで、行政法については大きな自信を得ることができました(本試験では17問正解でした)。
チェックリストは単にYES、NOで答えられるものばかりではなく、具体的に説明させるようなものも作りました(例えば、「許可」の定義は何か?とか、「行政手続法上、聴聞に際して主宰者の許可が必要なものは何か?」など)。
行政法は民法と違ってその場で考えさせるというよりは知っていれば即答できる問題が多いので行政法だけチェックリストを作りました。
また、チェックリスト作成の際は、解答解説は作らず、テキストに戻らないと正解がわからないようにページ数と質問項目だけのものにしました。
解答解説をいれてしまうと時間がとてもかかってしまうというのと、本試験の際に、問題を見て、この内容はテキストのあの辺にあったなと、テキストの内容を本試験会場で思い出すためのツールにしたかったからです。

教材の使用の方法と時期については以下の通りです。
①肢別問題集-合格発表後から基本事項を確認するために1ヶ月ほど使用。
②合格道場の過去問と練習問題-過去2年間で練習問題は5回ほど解いていたので、知識のあやふやなところを中心に4月~6月くらいまでと11月以降本試験直前まで使用。
③公務員試験過去問-7月~10月くらいまで、憲法、行政法は1周、民法は3周。その後、理解のあやふやな肢のみ数回繰り返し。
④合格道場の記述問題集-9月~試験直前まで、どちらも3周くらい。
⑤市販の予想模試-9月~試験直前まで一般知識対策と記述対策用として使用。3周くらい。
※補助教材は、過去問の周辺論点の確認のため、必要に応じて使用。「公務員試験 文章理解すぐ解ける直感ルールブック(実務教育出版)」は文章理解が苦手な人にはお勧めです。

 会場模試については、全部で4回受けましたが、以下の事の確認のためでした。
①問題を解く順番、時間配分の確認。
②会場の雰囲気を体感するため。(なので、わざと通路側等、人の往来が多い場所などの席を選んで、多少騒がしい状況でも平常心で問題を解くための練習として使用)
③勉強の進捗状況の確認。

 模試の結果についてですが、個人的には上記の確認のためという目的があったので特に気にしませんでした。実際、4回の模試はすべてB判定で、A判定をとったことはありませんでした。模試はだいたい、本試験の3週間から1ヶ月半ほど前に実施されるので、その時点での実力であり、模試以後から知識の定着をはかる時期だと思っていましたので。弱点が見えれば良いくらいに考えていました。ただ、③の勉強の進捗状況(特に行政法と民法)は意識する必要はあると思います。行政書士試験合格のためには行政法、民法で安定した点数を取ることは必須条件であり、ほとんどの受験生もこの2科目に大半の時間を費やしていると思います。したがって、他の科目はできなくても、この2科目は自分の勉強が間違っていないかの確認をする上でも毎回テーマをもって受けるべきだと思います。

 最後に、合格するために必要なことは、「とにかく何回も繰り返す」ということだと思います。私自身各教材の繰り返しの回数が多かったわけではなく偉そうなことは言えないし、時間の都合などで思うように繰り返すことができない場合もあると思いますが、必要な知識をしっかりと自分の頭に定着させれば、特別な能力がなくても行政書士試験は受かる試験だと今回確信しました。

 あと合格道場を信じてください。この値段で、ここまでの利用価値のあるサイトは他には絶対にないです。過去問や練習問題の問題数と解説の質、Web模試5回、掲示板で双方向のやり取りができる等々。これだけでも数万円の価値があります。自分に合った形で合格道場を活用すれば、間違いなく本試験で勝負できます。これは今回や過去の合格者の方が証明しています。
今年の本試験まで残りあと9ヶ月あまりです。この9ヶ月を有効に使って、合格の栄冠を勝ち取られることをご祈念致します。