法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
3回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
12ヶ月/1000時間以上~1100時間未満
試験の結果
合格
合計 210 (五肢択一/100点、多肢選択/24点、記述/46点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
B市を被告として収用裁決の変更を求める訴訟を提起すべきで、形式的当事者訴訟と呼ばれる(42)
問45:
Bに弁済する資力があり、かつ、執行が容易であることを証明すれば弁済を拒むことができる(42)
問46:
遺留分減殺請求によって、自己の遺留分を侵害する部分については遺言を失効させることができる(44)
使用教材について
【主要教材】
☆合格道場過去問 練習問題

うかるぞ行政書士(憲・行・民・商)週刊住宅新聞社
行政書士六法 新星出版社
らくらく行政書士一般知識○×チェック 週刊住宅新聞社
センター試験政治経済の点が面白いほどとれる本 中経出版
文章理解<直感ルールブック>実務教育出版
パスラインシリーズ文章理解 時事通信
【補助教材】
iphoneアプリ 基本六法 うかる!行政書士直前模試 伊藤塾
ごうかく!行政書士直前予想模試 Wセミナー
行政書士 最強の模試 東京法経学院
試験の感想等コメント
長文になります。

このサイトをご覧になられてる皆さんへお伝えしたいことは『ネット上には、真に有用な情報はごく限られている』ということです。
ご存知の方も多いかと思いますが、こと資格試験においては、その多くが『ステルスマーケティング』と呼ばれる教材販売のための情報です。
当方の2年目の失敗がまさにこの『ステマ』により通信講座を購入したことであったことから、先ず述べさせて頂きます。

1年目、市販のテキストと過去問、予想模試だけで8カ月程勉強して臨んだ試験は164点で不合格でした。しかし『もう少しだけがんばれば合格できそうだ』という希望も僅かですがありました。ただ、この時点での『もう少し』が独学では悩みでした。
過去問の正答率はほぼ100%まであげ、模試も相当数こなしていたことから、独学での限界を感じました。
そこで『何を、あとどれ位』勉強すればよいのか、ネット上での情報に頼り【フォー○○ト】を購入しました。通信講座に、強化すべきポイントを期待したのです。
ところがこの講座、(具体的な内容は他教材の中傷にあたりそうなので省略します)過去問さえやっていれば合格できる。という極めて薄く稚拙な内容でした。
過去問だけで合格は厳しいことはもう分りきっていました。期待していた『あと何をどれだけ』の『何』の部分が全くなかったのです。
これに気付いたのは7月の終わり。半ばこの年の合格もあきらめかけたその時に出会ったのが、この合格道場でした。

練習問題を解き、解説を読んだときは、もう『感動』しました。『コレだよ。欲しいのはこういうことなんだよ!』と。
おそらく道場生のほとんどが、合格道場と出会った時にこのような感想を抱かれたと思います。
猛烈な勢いで練習問題を解き進めましたが時間は足りず、結局168点でその年は不合格に終わりました。しかし、この問題を繰り返していれば『必ずイケる』との確信を得たのです。

そして今年、合格道場の練習問題1問1肢すべてを理解するつもりで、しつこく何度も繰り返し、合格点に達しました。

通信講座を購入する前に、この道場に出会ってさえいれば。。と悔やみました。費用も、通信講座へは合格道場の10倍近い金額を払いました。貴重な時間とお金を失った喪失感はありますが、今年合格できた喜びが前を向かせてくれます。

合格道場での学習の進め方としては、単純に繰り返し解いていくということに尽きます。 ミスした問題はチェックしておく。その分野を終えた時に、もう一度ミス問題を解く。ということを繰り返しました。1問1肢理解することがとても重要です。前回は正解したはずの問題を落としてる、ということがあります。そこは1肢1肢の理解が薄いということですので、テキストを読みこんだり、ポイントカード(名刺大の紙)を作って張り出したりしました。 基本的にノートはとりません。当方のノートには、

問① 12345
   ○×○○○

とだけしか書かれてません。最終的にはノート20冊分になっていました。それだけ繰り返し解きまくりました。

条文の読み込みも、合格への大きなポイントだと思います。憲法の丸暗記は近年の試験では不要だ、という声もありますが、今年条文問題が2問も出されました。一昨年初めて受験した際、現場思考型問題で固まってしまいましたが、今年は判例、条文ともに易しいと感じました。
行政法でも条文読みは有効だと思います。頭の中にフィルターを張るイメージを持っていました。全て暗記するのには限界があるにしても、問題を見たときに『あコレは変』と、自信を持って肢を切ることができるようになりました。
民法は特別なことはしていません。道場の練習問題の反復だけです。

最大の悩みは一般知識でしたが、情報系と文章理解対策という正攻法でいくしかないと思います。
情報系でも条文読みは有効です。1問1答式の練習問題で知識を広げました。文章理解は、対策本で解法を理解し、練習問題を数こなしていく。この方法で、情報系は全問正解、文章理解は3問中2問正解でした。政経社は上記のテキストをさらりと読んだだけでしたが、7問中4問とれました。

学習時間の確保は、結局気力です。当方は朝1時間、帰宅後2~3時間の、一日平均3.5時間、休日は10時間程度を学習時間にあてました。
仕事は不規則です。早朝や深夜の勤務に加え、2週間程度の出張もありましたが、どんな時でも『寝る時間はある』のだから、その前後を削ることで時間を確保しました。

長くなりましたが、経験者の声を求めてこのページをご覧の方へ『合格者の本当の感想と学習法』を提供することが、ある意味で合格道場への恩返しになると考え、詳細を述べさせて頂きました。

これから受験される方や、続けて挑む道場生の合格をお祈りします。頑張って下さい。