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平成24年-問46 記述式 民法

Level3

問題 更新:2019-11-14 16:52:53

次の文章は遺言に関する相談者と回答者の会話である。[   ]の中に、どのような請求によって、何について遺言を失効させるかを40字程度で記述しなさい。

相談者「今日は遺言の相談に参りました。私は夫に先立たれて独りで生活しています。亡くなった夫との間には息子が一人おりますが、随分前に家を出て一切交流もありません。私には、少々の預金と夫が遺してくれた土地建物がありますが、少しでも世の中のお役に立てるよう、私が死んだらこれらの財産一切を慈善団体Aに寄付したいと思っております。このような遺言をすることはできますか。」

回答者「もちろん、そのような遺言をすることはできます。ただ「財産一切を慈善団体Aに寄付する」という内容が、必ずしもそのとおりになるとは限りません。というのも、相続人である息子さんは、[   ]からです。そのようにできるのは、被相続人の財産処分の自由を保障しつつも、相続人の生活の安定及び財産の公平分配をはかるためです。」

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正解例 遺留分侵害額請求によって、相続財産の2分の1について金銭の支払いを請求をすることができる(44字)

解説

兄弟姉妹以外の相続人は、次の割合の遺留分を有している(民法1042条)。

相続人が直系尊属のみ 被相続人の財産の1/3
相続人が直系尊属のみでない 被相続人の財産の1/2

また、遺留分権利者及びその承継人は、受遺者(特定財産承継遺言により財産を承継し又は相続分の指定を受けた相続人を含む。)又は受贈者に対し、遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができる(民法1046条1項)。
この権利は、遺留分侵害額請求権と呼ばれる。

遺留分の侵害を受けている者が、遺留分侵害額請求権を行使すると、その侵害額に相当する金銭債権が生じる。

したがって、「遺留分侵害額請求により、被相続人の財産の2分の1の限度で、金銭の支払いを請求することができる」となる。

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