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平成30年-問46 民法

レベル3

問題 更新:2019-08-03 15:06:35

甲自動車(以下「甲」という。)を所有するAは、別の新車を取得したため、友人であるBに対して甲を贈与する旨を口頭で約し、Bも喜んでこれに同意した。しかしながら、Aは、しばらくして後悔するようになり、Bとの間で締結した甲に関する贈与契約をなかったことにしたいと考えるに至った。甲の引渡しを求めているBに対し、Aは、民法の規定に従い、どのような理由で、どのような法的主張をすべきか。40字程度で記述しなさい。なお、この贈与契約においては無効および取消しの原因は存在しないものとする。

ここに自分の記述内容を入力してください。 0

正解例 Aは書面によらずかつ履行が終了していない事を理由として、贈与契約を、撤回すべきである。(43字)

解説

[採点キーワード]
書面によらず 6点
履行が終了していないこと 6点
上記の2つが書けていたら 14点
贈与契約を撤回すべき 6点
  • 解除すべきと書いた場合は2点

[解説]

贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる(民法549条) 贈与契約は、諾成契約であるから、書面にしなくても有効に成立するが、書面によらない贈与は、各当事者が撤回することができる(民法550条本文)が、履行の終わった部分については撤回できない(民法550条ただし書き)。
本問によると、Aは甲を贈与する旨を口頭で約したとされていることから、書面によらない贈与契約であると解される。また、Bは甲の引渡しを求めているので、履行が終わっていないことになる。したがって、Aは、書面によらない贈与であることと、履行が終わっていないことを理由として、贈与契約の撤回を主張すべきである。


なお、本問題は、本サイトの練習問題(記述式民法Ⅲ問51)に出題していたので、会員は対応できたであろう。

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