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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和4年(2022年)度 合格者
  4. 鍛冶 幸子さん

鍛冶 幸子さん(2022年合格)

鍛冶さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

35年間ずっと実家の家業の事務をしてきました。また、母仲間で障がい福祉関連のNPOも立ち上げて、そこでも事務をやってきました。事務の仕事って何となく主業務の補佐的な役割であることをいつも感じていました。そんな中、資格を持ち、それを活かして活躍している方への憧れを自然に抱いていました。税理士さん・足場の職人さん・美容師さん・弁護士さん・etc.…。特に士業資格は憧れでした。そして、子育てを終え、時間的な余裕もでき、子供がお世話になった方々へ、恩返しもしたいと思いました。

ただ私が他人様のお役に立てるような自分の得意って何?…と考えると、長年経験している事務作業しか思い浮かばない。ただのオバさんが「面倒な事務があったらやりますよ」と言っても怪しまれるだけだよなぁと思いました。でももし行政書士の資格があれば「役所や官公庁関連で面倒な手続きがあったら言ってください。資格があるのでやりますから」って言えるかなと思ったのもきっかけの一つでした。そして一応大学を出ているけど、出ているだけで変なプライドがある自分にも自己嫌悪。

そんなすべてをひっくるめて…「自分への挑戦や。ヨーシやるか」と…(「いや、やめとけ、やめとけ」をしばし繰り返し)…目指すことを決めました。

合格した瞬間どのように感じましたか?

そりゃあもう嬉しいの一言です。ガッツポーズですね。家に一人でしたが。あとは、やはりホッとしました。
受験番号のはがきとパソコン画面の写真を家族ラインに流すと、文字を打つ前に娘がすぐに電話をくれて、とても嬉しかったです。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

練習問題です。過去問は「見たことある。確か答えは〇〇」のように、知識ではなく、記憶に頼ってしまいがちだったので。とにかくたくさんの練習問題がとても魅力的でした。あと、費用的な負担が少なく、パソコンやスマホでできるのも魅力でした。

合格道場をどのように利用されましたか?

私は2回目の受験で、1年目はフォーサイト、2年目はアガルートを受講しました。アガルートの入門カリキュラムを12月から開始し、4月中にインプット講義と過去問を一通り終えました。

その後合格道場のプライム会員になり、一問一答・練習問題を一周やりましたが、イマイチ知識が定着している実感がありませんでした。アガルートの講師が「『見たことある問題だ。解けそう』というような『フワフワした知識』で試験に突入するのが一番ダメ」とおっしゃっていて、まさに一年目の敗因はコレだと思いました。146点と散々な結果でした。このままだと一年目の二の舞になると思いました。そんな中、同じ講師が、「今の時期(6月頃)は『理解はさておき先に進む』はダメです。少し進む速度が遅くなっても1問1問納得して理解をしていくことが大事で、その方が後々効いてきます」とおっしゃったのです。

そこで私は過去問〇周とか、問題集〇周やったとかは気にしない(捨てる)。それよりも一問一問・一肢一肢すべて理解しようと心に決めました。練習問題をすべて紙に印刷し、一肢一肢すべて条文チェックし、六法にラインを引いて大事なところは解説にも問題にもラインを引いたり書き込みをしたり、わからないところはテキストにもどって…を繰り返しました。

当然設定できるノルマは1日に20問くらいで少ないですが、「もう合格道場の練習問題と心中や!」と腹をくくり、行政法・民法・憲法・商法(会社法は捨てました)・個人情報保護法・多肢選択の練習問題を繰返し試験まで取り組みました。(直前期には設定できるノルマも1日に40問位になりました。)アガルートの記述式問題集・ニュース検定の解説講義や文章理解の練習問題と並行して取り組みました。

7月から模試を受けはじめ、8月の模試で初めて合格点を取った時はとても嬉しくて、このまま合格道場の練習問題をメインでやって行こうと決めました。

本番は206点。7回受けた模試は3勝4敗で模試の最高点は198点でしたので、信じられない結果となりました。

合格道場が提供するサービスの中で特に良かったものは何ですか?

練習問題の解説が本当に有難かったです。とても解りやすく、理解度を上げてくれました。これが特に大きかったです。あと一問一答は、例えば電車の中・病院の待合室・レストランで料理が来るまでとか美容院で髪を切っている間とか、最後は信号待ちの1分も…いろんな隙間時間にスマホで活用できてとても便利でした。

今後の予定について

現在の事務の仕事を続けながら、行政書士会に登録をして、看板は掲げるつもりです。勉強を始めた時にフォーサイトから送られてきた手帳に「資格取得後のイメージ」を書く欄があり、読み返すと「これまでの実務を活かし行政書士として少しずつ信用を得ていく。その中で人と交わることで、自分の人生を豊かにする。」と書いていました。初心に戻り、自分の人生を豊かにすることを目指したいと思います。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

講師の方が言った「あきらめない」「条文(六法)をいつも横に置いて」「直前期は手を広げない」など肝となる言葉を信じ、守りました。勉強する上でお薦めできるお言葉だと思います。

あと、条文のチェック。今思えばとても恥ずかしいのですが、1年目は六法も持っていませんでした。2年目は条文チェックを1肢1肢やりました。この差が合否の別れ道だったと思います。超面倒ですが、条文チェックはお薦めです。

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

学習時間の捻出は皆さん苦労されると思います。私も早朝勉強してから仕事へ行き、夕方仕事が終わったら図書館へ。閉館までやって、近所のマクドナルドへ移動(深夜のマクドナルドは勉強や仕事をやっている人ばかり)。ノルマを何とかこなして帰宅と…1日5・6時間捻出していました。家に帰るとどうしても眠くなってしまうので、夫には宅食サービスで我慢してもらい…の日々でした。

直前期に入ると早く図書館に行きたくて、仕事に集中できない。案の定、仕事で大きなミス。これではダメだと思い、10月位からは図書館通いをやめ、20時に寝て2時に起きる生活に変えました(2時に起きられる自分はやはり歳をとったのだと思います)。そして朝だけで学習ノルマを終わらせるようにしました。

仕事との両立で、自分にとって一番しんどくて辛い日に見た合格道場のツイート(10/30)に「今が正念場」の言葉がありました。まさに自分にとってはタイムリー過ぎる言葉で、ドキッとして、胸にグサリと刺さりました「そう、今が正念場。あきらめない!」と思うことができました。

練習問題にも一問一答にもツイートにも大変お世話になりました。合格道場のお陰で合格したと心から思っています。本当にありがとうございました。

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