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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和3年(2021年)度 合格者
  4. 手塚 たみ子さん

手塚 たみ子さん(2021年合格)

手塚さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

平成27年にそれまで続けてきた仕事を退職しました。何もしていないという立場がつらく、資格取得を目指そうと考えたのが始まりです。 なぜか以前から行政書士に関心がありました。在職中の福利厚生サービスの一環でユーキャンの通信講座受講割引があったので、退職直前にユーキャンに申し込んで、退職してから学習を始めました。 結局平成27年度から令和3年度まで、平成30年度を除き7年間で6回受験することになりました。 仕事の方は、無職から日雇い派遣を経て、現在は1年契約の非正規です。次の年の保証はありません。試験に合格することによって、退職からの日々に一区切りつけたいという気持ちも年々強くなりましたね。

合格した瞬間どのように感じましたか?

記述式抜きで176点取れていましたが、記述式が全くできていないのがわかっていたので、安心はできませんでした。合格して当然という点数が、かえってプレッシャーにもなっていました。マークミスがあったら・・・文部科学大臣なのか文部科学省なのか・・・合格発表まで不安は拭えませんでした。
合格発表の日は仕事の合間に、ホームページを見ました。自分の番号を見つけたときには、嬉しいと言うより肩の荷が下りた思いでした。
合格発表の翌々日に通知が届き、今まで見たことがなかった「合格」の文字を見たときには「やったー」とガッツポーズでしたが、ひっくり返して気になっていた記述式の得点を見ると、採点サービスの結果を下回る6点。「危なかった~」どっと力が抜けました。
合格道場の令和3年度合格体験記を拝見しましたが、他の合格者の皆様は記述式の得点もよろしくて、自分が合格者の中では記述式得点最低のようなので、恥ずかしくて仕方がありません。裏を返せば、記述式抜きで176点以上取れる人は記述式で最低でも6点は取れる、ということかもしれません。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

6回受験しましたが、はじめの4回はユーキャンの通信講座や独学でした。今から思えば、絶対的な学習量が足りないまま漫然と受けていました。法令等択一式の得点が足りず、記述式を採点してもらえなかった年もあります。それでも、当時はあまり悔しいとか恥ずかしいとか思いませんでした。
令和元年度は今までより真剣に取り組んだつもりでしたが、164点で不合格でした。この後、通信講座をユーキャンからフォーサイトに変えました。ユーキャンが先にお話ししたとおり前職とのつながりで選んだものでしたから、そこを一新したいという気持ちもありましたね。
フォーサイトで1年間学習しましたが、令和2年度は178点で不合格でした。記述式抜きで162点でしたから、記述の結果待ちで、16点しか取れなかったのです。合否通知が届いてからしばらくは落ち込み、今後どうするか悩みました。次で受験は終わりにしようと決め、もう一度フォーサイトでお世話になろうと決めて、再受講を申し込みました。

令和2年度の記述の結果待ちが本当に苦痛で、自己採点から合格発表まで、年をまたいでずっと心配していなければなりませんでした。その経験から、記述式抜きで180点を超えることを令和3年度試験の目標にしました。これまでの得点状況から180点の内訳を法令等5肢択一式120点、多肢選択式20点、一般知識40点と設定し、法令等5肢択一式の力を伸ばすことに重点を置きました。スマホで5肢択一式中心の学習ができる問題集を探し、合格者の方々からの利用も多い合格道場に行き着きました。
しばらく無料会員で過去問だけ解いていましたが、練習問題に取り組みたくなりプライム会員に登録しました。今まで本番で難しい問題に出会うとそれだけで動揺してしまったので、新しい問題を解きたい、難問を解いてみたいという思いが強くありました。合格道場の練習問題は様々なレベルの問題が揃っており、基本的な問題からかなり難しい問題まで網羅されているところが魅力でしたね。

合格道場をどのように利用されましたか?

令和3年度もメインのフォーサイトは変えませんでした。合格道場はスマホやパソコン学習のツールとして、一問一答、練習問題、過去問を解いていきました。手を広げすぎず、確実に正答できる力を身につけたかったので、他は利用していません。ただ、令和2年度の受験体験記はすべて拝読しました。
合格道場によって、日々の生活の中にスマホによる問題演習を位置づけることができました。一問一答は2周し、練習問題は正答できるまで反復しました。その中で、記述式は1周しただけで終わってしまい、演習が十分ではなかったことが反省点です。条文通りに書けるところまで繰り返さないといけなかったと思います。

合格道場が提供するサービスの中で特に良かったものは何ですか?

全ての問題に共通して、解説が詳しく、読めば必ず理解できるようになっていました。問題の解説を読むというより、先生方の講義を受けているような感じでしたね。判例も十分な長さで取り上げられており、多肢選択式対策としても役立ちました。

練習問題は絞り込み機能によりレベルを追って段階的に解いていけるのが一番の良さでした。1周目はレベル3までに絞り、2周目は正解できなかった問題とレベル4、5の問題に取り組みました。レベル5の問題が解けると達成感があり、自信がつきました。
また、練習問題は出題範囲をくまなくカバーしているのでありがたかったですね。全ての練習問題を解くことで、本番でどんな問題が出題されても驚かない度胸がつきました。
いつの間にか法改正や判例の変更に対応した問題が追加されているので、「わーっ、問題が増えている~」と焦りながらあわてて取り組みました。それも本番には間に合う時期でしたが。

今後の予定について

試験に合格したことで自分の中に一本の軸ができました。将来の独立開業に向けて、今何をすべきかというビジョンが持てるようになりました。

どんな形であれ、この資格を他の人のために役立てたいと思います。当面現在の仕事を続けながら、身内の相続や成年後見などの問題に対し、自分にできることがあると思いますので、一つずつ取り組んでいきたいと思っています。

合格はしましたが、試験の結果は自分の実力の反映です。民法や会社法の理解がまだまだだし、条文をそのまま書けるくらい覚えていませんでした。実務のためにも、今後も勉強は必要ですね。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

令和3年度の最高齢合格者は84歳の女性と聞いています。私はこの方の受験体験記こそ伺いたい。14歳で合格するのもすごいと思いますが。
この試験は、目指すのに遅すぎることも、早すぎることもないと思います。ただ、資格を世の中のために生かすことを考えると、1年でも早く合格していただきたいのです。
どこかで聞いた話ですが、努力すれば必ず報われる試験でもあります。合計得点が180点、足切りもあるので、それをクリアするためにどうしたら良いかを考えてみましょう。学習には量が絶対必要ですが、これで合格できるのかを絶えず問いかけて、学習方法を見直していく姿勢も不可欠だと思います。特に2度目以上の受験の方は、いかに自分で考えて変わっていけるかが重要ではないかと思います。

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

受験体験記だけでなく、合格者インタビューを受ける機会を与えていただき、大変感謝しております。自分の中で整理されていなかった大事な部分、行政書士を目指した理由や今後の予定について考えることができて、人に伝わるようにまとめられたのは本当に貴重な経験でした。
受験体験記への投稿がトンガへの支援につながることも、自分の経験を人の役に立てられる良い機会となりました。
ありがとうございました。

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