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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和3年(2021年)度 合格者
  4. 森腰 淳さん

森腰 淳さん(2021年合格)

森腰さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

20年程医療系の営業マンをしており、若い先生たちが独立開業するのをそれこそ100人単位で見てきました。その時に役所や保健所への提出書類等の多さにいつも悩まれている姿を見て、「何かお手伝いできることがあればなぁ」といつも思っていました。
また、コロナ禍で多くの先生が補助金・助成金の申請をするのですが、その時も「どうやっていいのかわからない」と呟かれていて、それも行政書士を目指すきっかけになった出来事です。
それと、今は亡き父親が建設業を営んでいて、建設業許可の申請で苦労していたのを目の当たりにしていました。金看板が会社に掲げられたときに、滅多に笑わなかった父親が嬉しそうに笑顔でその金看板をずっと見ていたのが印象的で、それも行政書士を目指した理由です。

合格した瞬間どのように感じましたか?

実は私は受験2年目なのです。昨年度は178点で不合格だったため相当落ち込み、3か月ほど勉強も仕事も手に付かない状態でした。今年も大手予備校の採点サービスでは一応合格ラインは超えていたのですが、択一168点であとは記述待ちというなんとも情けない結果でした。今年の記述はかなり厳しい採点になりそうだ、との書き込みもあちこちで見受けられ…。ですから合格発表当日までは生きた心地がしないというか「また今年も落ちていたら…」とか毎日不安で不安で仕方なかった心境でした。
発表当日も仕事で車の中でしたので、途中のサービスエリアで確認しようと思い9時前からスタンバイしていたのですが、試験センターのHPは全然繋がらず焦りと不安がMAXになりましたが10時前くらいにようやく繋がり、自分の受験番号を見つけた時は思わず「やった!」とガッツポーズをし、大きく飛び跳ねて車の天井に頭をぶつけてしまいました 笑。
すぐにスクリーンショットを撮り、自分の受験番号を丸で囲もうとしたのですが手が震えてなかなか丸が描けません。とにかく自分の番号を囲んで、今までずっと支えてくれた妻に送りました。
私は完全独学、しかも地方ですのでスクールもなく通信講座も受けませんでした。ですが自分のやってきたことは間違いではなかったのだ、と強く実感した瞬間でもありましたね。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

1年目は完全初学者でしたので何もわからず、たまたま見つけたあるyoutubeで、それさえも内容をよく見ることもせず肢別過去問さえやっていれば行政書士試験は合格する、と自分で勝手に思い込み(今考えるとかなり恥ずかしいですが)合格道場は無料会員になってはいたのですがあまり活用はしていませんでした。
不合格になり、しかもあと2点で合格だったという厳しい現実を突き付けられ、2年目はどうしても合格する!と固く心に誓いました。
改めて自分の勉強方法の見直しから始め、今まで使ってきたテキストや問題集を見比べた所、どこよりも合格道場の解説が詳しく、分かりやすく自分に「スっ」と入ってきたため、慌ててプライム会員に登録し毎日合格道場を活用する日々が始まりました。

合格道場をどのように利用されましたか?

仕事の都合上や車通勤のため、まとまった勉強時間が取れるのは早朝と仕事が終わって帰宅してからしかありませんでしたので、とにかく勉強に集中できる時間は紙の問題集…主に肢別過去問ですが…を中心に学習し、少しでも隙間時間を見つけて合格道場の一問一答や練習問題を解いていました。試験直前期は肢別過去問を26周してしまったのですが、去年の教訓を思い出し「これではダメだ」と感じていました。他の問題集を今更買うのも…ということで、合格道場の模試と練習問題しかやらず間違えた問題や高ランク問題の解説を徹底的にやり込んだり覚えたりしました。

私は皆が使っていたウオーク問は買わず、その代りに合格道場の5択練習問題をやり込み、それが合格に繋がったのだと思います。

合格道場が提供するサービスの中で特に良かったものは何ですか?

良かったものということで絞ることはなかなかできませんが、やはり私にとっては5択の練習問題と模試が糧となったと思います。特に模試は時間制限が本番と同じなので時間配分・ペース配分の目安を身体で覚えられました。まぁ、本番は時間ギリギリになってしまったのですが…。
あと、過去に遡って自分が間違えた問題を検索できるので、何度も連続で間違えている問題はやはり悔しくて悔しくて受験前日までリセットすることなくやり込みました。中には8回~9回連続で不正解の問題もありましたよ。そういう問題を正解した時こそ、試験に向けての自信に繋がっていくのではないでしょうか。

今後の予定について

せっかく取った資格ですので、今の仕事を後輩に譲る段取りを付け、もちろん開業を目指しています。ただ、士業の先生方の知り合いも少ないですし開業に向けての準備もやはり独学になるのかなぁって思っています。
開業の暁には行政と皆様にとって信頼できるパイプの役割ができればこれ程嬉しい事はありません。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

まず初学者の方、独学では行政書士試験合格はできないという思い込みは捨てて下さい。自分を信じ、自分に合った勉強方法が必ずあるはずです。「時間がないから」「体力や知力もないから」とお嘆きの方、私は毎日ノルマに追われる営業マンで、もしかしたらあなたより時間は無いかもしれません。50歳を超えた年齢でもあります。そんな私でも合格できたのです。それは一年間通しての早起き(朝4時には起きていました)と隙間時間の有効活用、これしかありません。
早起きは本当にツライです。寒いし暑いし眠いし…。でも来年1月には絶対笑顔になってやるのだ!という固い決意があればツライ早起きもできます。それに、私の場合ですが朝の方が難しい論点も頭に入ってきやすい気がします。夜はどうしても仕事で疲れて帰ってきますし若い頃よりだいぶ頭も固くなってしまっているので、肢別回しを主にやっていました。
隙間時間の活用ということですが、スマホのホーム画面の一番目立つところに合格道場のショートカットを出しておき、SNSを見る暇があればそのショートカットをタップしてください。これを続ければ来年の1月にはきっと笑顔のあなたがいることでしょう。
2年目以降の方、大丈夫です!悔しさを知っているあなたは誰よりも強くなれます。不合格だったときに感じた、誰にもわかってもらえない悔しさをもう一度思い出しましょう。そして合格道場の各問題をやり続けましょう。
私のこの1年間の座右の銘を書いておきます。

「朝を制する者は試験を制する」

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

1年目に178点で不合格になったとき、これは厳しい戦いになるな、と思いました。誤解を恐れず敢えて言うならば、100点を120点にするより178点を180点にするほうが厳しい、と思ったのです。何も手に付かなかった合格発表後の3か月間、もう一度自分と向き合い、自分を見つめなおし「本当に行政書士になりたいのか?」と熟考しました。私はやはりどうしても行政書士になりたい、という気持ちが強かったため2年目受験を選択しましたが、受験まで…いや、受験後も「また今年も178点だったら」とか「178点以下しか取れてないのじゃないか」とかの不安は常に付きまとっていました。それを少しでも和らげてくれたのがこの合格体験記でした。ですから、これから受験される皆様へ、また運営皆様へ少しかもしれませんが恩返しが出来ればと思っております。

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