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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和3年(2021年)度 合格者
  4. 大久保 忠博さん

大久保 忠博さん(2021年合格)

大久保さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

長い会社員生活の中で、私は勤め人としての適性が無いことを知りました。特に上司が尊敬できない場合、態度や顔に出さないように極力注意していましたが、何処かで滲み出てしまっていたと思います。また30代後半になっても部下を持つことはなく、その事実は会社が私を組織人として失格と判断した証左であることも、理解しました。それ故このまま会社勤めをしても出世できない、大した給料は貰えないことも分かりました。また私は他人の判断で仕事を進めることに納得できない性格であるとも自覚していました。そこで①たとえお山の大将であっても自分の判断で出来る仕事が性格上向いていると思ったこと、②行政書士であれば初期投資や固定費を掛けずに事業展開でき失敗しても損失がほぼ無いこと、③自分の能力と資格取得に掛けられる時間を考慮した結果が行政書士を目指したきっかけです。

合格した瞬間どのように感じましたか?

一年目は択一166点であり、合格したと思っていたものの記述が思わしくなく結果不合格でした。二年目の今回も恥ずかしながら択一168点で、試験から合否発表までの2か月半は気が気でありませんでした。合格発表日の9時から試験センターのホームページにアクセスしていましたがサーバが重くなかなか繋がらず、9時半ごろにようやく合格を確認できました。安堵したと同時に、行政書士試験で安堵したという事は、残念ながら私の能力的にここが限界なのだとも自覚しました。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

効率的な勉強スタイルは机の上で問題集を解き、分からないところは教科書や参考書を読むというものでしょう。しかしながら仕事や子育てがあり、このような学生時代の理想スタイルを実現させる時間はほぼ無理な事に気付きました。そこで通勤電車の中や、子供を寝かしつけた後、布団の中で勉強できるスマホアプリのようなものが必要であると痛感しました。そしてネットサーフィンで探し、出会った結果が合格道場でした。過去問の解説を読んでみるとしっかりしており、それにも関わらず圧倒的低価格であることで迷わず選ぶことが出来ました。

合格道場をどのように利用されましたか?

不合格であった一年目は、一問一答、練習問題、過去問、各種テストの全てにおいて正答できるまで丸暗記しました。しかし振り返ると、①記述対策を疎かにしたこと、②正答させることと回数を重ねることに意識が行き過ぎたことが反省点でした。特に練習問題や過去問では正答の肢以外の4肢において、なぜそうであるかを六法や判例を根拠に丁寧に解くべきでした。二年目は直前期に再度入会し、一年目に反省を生かし、過去問、民法、行政法総則を復習しました。

合格道場が提供するサービスの中で特に良かったものは何ですか?

過去問の解答及び解説が行政書士試験センターの正答基準に対し正確であることです。本試験後は予備校各社及び合格道場が解答速報を出します。そして論点が割れる問題や、出題ミスで没問と思われる問題に対し、各社独自に法律をあてはめ夫々異なる解答を出します(令和2年の問36(運送損害賠償)、問45(詐欺か錯誤か)や、令和3年の問37(会社設立)、問44(大臣か省か)が例)。しかし如何せん試験センターの準備する正答は一つだけなのです。各社の異なる解答は夫々法律的に正しくても、試験センターの正答とはなりません。そして毎年面白いことに、ある程度準備してきた受験生は択一150~170点に収束します。そこでその論点が割れた数問の正誤が合否を大きく分けることになるのです。私の知る限りの年度で、合格道場の解答速報は試験センターの発表する正答と全問一致しています。しかし大手予備校各社は大なり小なり外しています。つまり合格道場の過去問解説を熟読し対策すれば、論点が割れる問題に対しどのように考え対処すれば良いかが分かってきます。以上の実体験から、試験センターの求める正答を把握しているという点につき、私は大手予備校より合格道場を信用しています。(大手予備校の解答も法律的実務的には正しいという事は再度注記しておきます。)

今後の予定について

うだつの上がらない平社員を続けながら、副業として自宅で行政書士事務所を開業します。事業を軌道に乗せ専業で行政書士をやれるまでになるか、はたまた人生の時間を金に換えるだけの平社員に終始するのか、全ては自分の腕に掛かっています。自分の思い描いていた経営をします。今まさに人生で初めて自分の力を社会に対し試す時であり、新しい挑戦にワクワクしています。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

択一だけで180点を目指す心意気は大切なのですが、実際には凡人にとって非常に難しいことです。そうであれば記述での点数が必要となります。そして記述で適当にマス目を埋めれば点が入るだろうという甘い考えは捨てるべきです(私の一年目は恥ずかしながら記述10点でした。)。過去問や市販40字記述問題集を読み込むと、記述式は条文を正確に暗記しているか否かの試験だと分かります。当然全ての条文を丸暗記できません。そこで合格道場の記述、市販模試問題集の記述、余力があれば市販40字記述式問題集の条文だけは何度も読み、書き、はたまた口に出し、少なくとも核となる部分は正確に暗記することをお勧めします。実は問われる条文は主要なものだけで、さらに多くは重複しており実数はそこまでなく、労力に掛かる得点効率は非常に良いと思います。

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

合格道場は完璧です。これをしっかり正しくやりこみ、あとは六法と市販模試問題集があれば一年で合格できます。しかしそれが凡人には難しいのです。原因は問題数が多いことかと思います。しかし合格するためにはこの問題数が必要最低限で、全問理解し暗記する必要があります。そして全問丁寧にやろうとすると時間が掛かり、いつ一周終わるのかと焦ります。さらに時間がたつと最初の方に学習し理解したつもりだったことをすっかり忘れ、自信とやる気を失います。一方でひたすら正答と回数にこだわっても、根本的な理解をするに至りません。そして本番で違う角度から出題されると、2択までは絞れるものの最後は運頼みになります。この頻度と深度のジレンマを解消するには、最初の1~3周目は素早く回し、それ以降は六法と判例を根拠に丁寧に冷静に正誤判断し、分からない場合は解説を熟読し、分かるまで立ち止まり理解暗記するのが良いでしょう。しかしこれは理想論です。試験本番までに残された時間日程で、仕事や子育ても両立させるとなると、そのじっくりとした取り組みが手につかなくなります。そして4周目以降も前に前にと正答率や回数にこだわってしまうのです。通勤電車の中で問題をどんどん解くだけで、解説を熟読せず六法を確認しない、はたまた出来ない心理状況となるのです。その結果、急激に伸びていた点数が頭打ちしだします。上記症状に陥っているかの判断は、本番を想定した状況の中、市販模試問題集を解くことで確認出来ます。すなわち合格道場の類似問題が正答できないときは回数がまだ足りない、類似問題は解けても異なる角度からの問題が解けない場合はじっくりとした学習に移行するという判断をするべきなのです。

私は一年目の夏辺りから上記症状に陥ったものの、市販模試では常に択一160点以上でしたので解いたきりでろくに見直しもせず、このまま乗り切れると甘く見ていました(市販模試の見直しと研究をすれば、学習の方向性を変える必要性に気付けたでしょうが後の祭り)。さらに記述はろくに対策せずとも最低20点ぐらい楽に取れるだろうとタカをくくり本番に突入した結果、総合176点で不合格でした。二年目には択一だけ180点で絶対に合格したいという思いから、肢別過去問集や民法スーパー過去問、会社法司法書士過去問まで手を出しました。そしてそれらは本でありアプリでないため、子供を寝かしつけた布団の中で勉強できず、通勤時間しか時間が取れなかったため、また焦って回数に重きを置く上辺だけの学習に終始してしまいました。二年目の夏から理解に重きを置くべきと軌道修正でき、最終的に合格したものの、総勉強時間の割に点数は伸びませんでした。択一だけ見れば一年目166点、二年目168点と全く成長していません。つまり正答を完璧に暗記してしまった後の回数回転は非常に効率が悪く、時間の無駄でした。しかし私を筆頭とする要領が良くない方は、やみくもに根性で正答率と回数に腐心してしまうのです。なぜなら掛けた時間と労力に関わらず不合格という不安に対し、正答率や回数は数字で目に見えわかりやすく、それ故それを心の拠り所としてしまうのです。しかしそれで成長を図るのには限界があります。特に問題と解答を暗記してしまった後は図れません。それでも実際のところ独学での合格者は、私の様な駄目なパターンが多いのではないでしょうか。すなわち他の教材に浮気しながら紆余曲折する、条文判例の理解暗記が全てという境地に至るもそれを完全に実行する十分な日時はすでに無い、そうは言っても出来るところから条文を整理暗記する、本番までに何となく合格出来る程度の記述力が曲りなりにも身に付く、そして最終的に危なっかしくも合格するという人です。

未来の受験生には、私の様な失敗、時間と労力の無駄をしてほしくありません。合格道場、六法、市販模試問題集の3点で賢く学習し、一発で合格して欲しいものです。そして元も子も無いのですが、嬉しいことに賢く学習できずとも、どんな方法であれ数年勉強を継続すれば誰でも合格できます。諦めないでください。さらにある程度勉強すれば後は運で合格できる人が割といます。まずは今年度の試験を申し込み、会場に行ってください。逆に運で不合格になる人も稀にいます。翌年受ければ受かります。一年長いですが気を落とさずに継続してください。

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