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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和2年(2020年)度 合格者
  4. 小川 和也さん

小川 和也さん(2020年合格)

小川さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

私はこれまで会社員として、経理の仕事をしてきました。そんな私が行政書士を目指したのは、父を亡くしたことがきっかけでした。私の父は50年以上ずっと自宅で理容業を営んでいました。たくさんの弟子をかかえ繁盛した大変活気のある店でした。私も子供のころから店の手伝いをし、お客さんにかわいがられたものです。

父がいなくなり、主を失った跡継ぎのない店舗を眺めていて、そのままにしておきたくないと思いました。私がまだ学生だったころ、父に将来床屋になるよう何度も勧められ、はっきりした返答もせずに何となしに断ってきたことも思い出しました。私には父のように人の髪を切ることはできないけれど、違う形の商売になっても、父が髪を切ってお客さんに言われてきた「ありがとう」を私もこの場所で言われるようになりたい、と強く思いました。

父の相続がなかなかスムーズに進まなかったことで興味を持ったことと、試験に合格すれば補助期間などを経ずに開業できるということを知ったことで、自分の経歴を生かしてこの場所で独立開業するなら行政書士だと思いを定め、試験11ヵ月前の12月に勉強を開始しました。

合格した瞬間どのように感じましたか?

自宅のパソコンでなかなか繋がらない試験センターのHPを見ようとしていました。自分で見るのが怖すぎたので、合格者の番号が出る画面まで操作をして、そこからは家内に見てもらうことにしていました。

なかなか繋がらなくてカチャカチャ更新していたのですが、急に繋がって画面が表示され、見えちゃったのです。「うわ、あった!」と凄く大きい声が出ました。その時、髪をセットしていた家内がドライヤーを落っことしそうになっていました(笑)。

メチャクチャ嬉しかったのですが、ほっとしたという方が合っているかもしれません。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

私は法律初学者で、仕事も家庭もあり子供の勉強も教えるという条件の整わない中で独学での受験を決めました。そのため、なによりも最初に、合格までの無理も無駄もない計画を立てることに注力しました。
その過程で、教材などインプットに関することは順調に決まったのですが、どうしても問題演習の部分が決まりませんでした。

そんなときにネットで検索して見つけたのが「合格道場」でした。無料で会員登録をして内容を確認したのですが、ずっと探していた大きなピースがはまったのを感じました。
自分で言うのもなんですが、努力できる自信だけはあったので、これで合格できると感じました。すぐにプライム会員の登録をしました。
実際に私にとっての合格する方法は合格道場一択だったと思っています。

合格道場をどのように利用されましたか?

まず自分がわかりやすいと思えるテキストを読み物としてざっくり読んでから、一問一答を全部○(正解)になるまでやります。

このとき、全然知らないことやわけのわからないことも出てきますが、気にせず解説をよーく読んでインプットします。一問一答の解説だけでかなり理解が進みますが、まずは覚えちゃうでもいいと思います。

そこまできたら今度は練習問題です。私はレベル1と2だけを全部○(正解)になるまでやりました。そしてその次にレベル3まで○(正解)にするという流れでやっていきます。こうすると気持ちよくスムーズに知識が積みあがってくるのを感じることができます。このときに解説を理解するまで読み、わからないことはテキスト、ネットなどあらゆる方法で調べます。

レベル4と5は合否を左右する問題になります。レベル3までが全ての科目で終わり、先に過去問をやってから向かうと良いと思います。

一問一答は、ちょっと調子が上がらないときに1日で1科目という感じに直前期の調整にも使っていました。

記述については、道場の問題を全てエクセルに落とし込み、ランダムで出題するように数式を入れ、全てが解答できるまでやりました。記述は何が出題されるかを考えすぎると情報に振り回されるので、問題から主旨を読み取ることやキーセンテンスを正しく思い出して書く能力を高めるのが正攻法だと思います。

それから、単元テストや総合テストは何回かチャレンジしましたが、最後まで歯がたちませんでした。

きっと、あれができたらカンペキだという意味合いなのだと思います。あまり早い段階で取り組んで落ち込まないでください。私がそうでした(笑)。

合格道場が提供するサービスの中で特によかったものはなんですか?

一番と言われると非常に難しいですね。一問一答から練習問題への流れ、練習問題についているレベル表示、自分の解答を保存してくれるところ、合格のために必要にして充分な解説、過去問を科目別にできるところ、それから記述問題も学べることです。だいたい全部です(笑)。

あと自分の解答の記録をリセットする機能がありますよね。あれ、とってもいい機能だと思います。全部が○(正解)になって満足している自分の気持ちをリセットして、強制的にもう一周させるボタンです。後ろ髪を引かれつつ、やるぞ!となります。

が、初めて押すときには結構悩みました(笑)。経験のある方は「わかるわかる!」って言ってくれると思います。

今後の予定について

現在は会社に勤めておりますので、引継ぎを済ませ次第開業する予定でいます。現在の会社の仲間や上司は応援してくれており、感謝しかありません。
元床屋の建物は改修工事に多額の費用がかかるので、まず私の自宅で開業して、資金を用意してから移転できるようにと考えています。

父が亡くなった後に誓いを立て、父の三回忌には合格の報告ができました。なんとか七回忌までに目標を達成したいと思っています。
人の役に立てる一人前の行政書士になって、父と同じ場所に立ちたい、そのために日々努力を続けていきます。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

私もそうですが、大抵の方には行政書士試験を「強制的に受けなければいけない」理由はないのだと思います。なにかしらの理由で、より良い自分になるために、明日をひらくために、「自分で選択して」研鑽をされることを決めた方がほとんどだと思います。
そんな人、世の中にそうたくさんいません。何かに向かって努力することを決める、この段階で既に素晴らしいことだと思います。自分に自信を持って、頑張って下さい。

つらくなったときは、合格した後の生活を想像したり、自分を支えてくれている人のこと、応援してくれている人のことを思い出してみたりして下さい。プレッシャーにならない程度に周りの人に感謝をして、ほっとしたらまた前を向きましょう。
真剣に試験勉強を走りきる人はだいたい10人に1人です。合格道場を選び、こんな私のインタビューを読んでいる時点であなたの真剣さは10人に1人です。そして行政書士試験に合格する人も10人に1人です。
大丈夫、きっと合格します!

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

合格して、行政書士法を読みました。第一条の目的条文に、行政書士法は国民の利便に資することもその目的のひとつである旨が書かれていました。これを読んで、改めて国家資格であるということを強く感じました。

お金や地位や名誉よりも、何より国民のために存在する職のひとつであるということを忘れず、人の役に立つ行政書士になりたいと思います!

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