合格道場の登録状況
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試験の結果
合格
合計点数 254 ( 五肢択一 / 136 点, 多肢選択 / 22 点, 記述 / 48 点, 基礎知識 / 48 点, )
行政書士試験の受験回数
1回目
学習開始時期 / 学習時間
11月 / 約600時間以上~700時間未満
使用教材について
【インプット教材(テキスト等)】
・ゆーき大学(フル課金)
・講師とよた(憲法・商法のメンバーシップ、note記事)
・みんなが欲しかった!行政書士の判例集
予備校が出版している書籍やニュース検定の教材など、焦りから色々買い集めましたが、役に立ったのは上記3点です。

【アウトプット教材(問題集等)】
・肢別問題集(合格革命の2024年版とLECの2025年版)
・模試(入手できるものは全て購入。13回自宅受験)
・合格道場
受験の体験等コメント
■受験生時代に取り組んだ学習方法で良かったことや苦労したことの体験談など

■法律知識ゼロからでも挫折しなかった教材
行政書士が何かも知らなかった頃、勤務先から「受けてみたら」と勧められたので、とりあえず過去問と有名どころのテキストを一式、買い揃えて読んでみました。

私は、理工学部出身で法律には触れたこともなかったため、テキストを読んでも文字を追うだけで少しも頭に入りませんでした。これは無理だと思ったときに、「ゆーき大学」に出会いました。2025年版の神ノート発売日に購入し、11月(試験のちょうど1年前)から学習を開始しました。

ゆーき先生の講義は、難解な法律知識が分かりやすく・テンポよく・面白く解説されているため、テキストの通読では全く頭に入らなかったことがスラスラ理解できるようになりました。

教材「神ノート」は肢別問題集とリンクしておりとても使いやすいです。学習開始から半年後には模試で合格点を下回らなくなりました。

■成功のコツは自分に合った学習方法を見つけること(他人に惑わされない)
巷には色々な学習方法があふれています。合格者の学習方法を知ることは有益ですが、その情報に振り回されると失敗すると思います。大切なのは、自分の性格や脳みそに合った学習方法を見つけることです。

例えば、肢別を高速・多数回転して合格する方が多くいらっしゃいます。それが合うならそれでいいと思いますが、私には合わなかったので、3周×2冊(違う出版社のもの)しかしませんでした。何回も同じことを繰り返すと飽きるし、正誤を覚えてしまうのでイライラするからです。

「書く暗記は無駄」など、暗記法に関する様々な意見やノウハウも散見されますが、私は書かないと暗記できないのでひたすら書きました。大事な表は、見ないで書けるようにならないと、知識が曖昧なままになってしまうからです。

私は、スケジュールを一切立てませんでした。仕事も子育てもあるので、どうせスケジュール通りにならないし、スケジュールを考える時間が無駄だからです。時間ができれば勉強に充て、知識が薄いところを繰り返すことしかできないと思っていました。この点も「私の方法がお勧め」なのではなく、個々人の環境や能力によるものですから、試行錯誤を繰り返し、効率の良い方法を選ぶのがよいと思います。

■学習時間が取れなくても合格できる
合格体験記を読むと、平日5時間、休日10時間のようにまとまった学習時間をとれる方も多いです。忙しいから無理と諦めず、まずは隙間時間から始めてみるのが良いです。

私は、勉強のせいで子供や会社に迷惑をかけたくなかったので、学習前と変わらず、子供をお出かけや旅行に連れて行き、会社から受験を勧められていても、本当に受けることは秘密にしていました。直前期の9月は決算が大詰め、10月は子供と旅行、試験1週間前には外国人のホームステイが来るなど忙しく、全然勉強できない日も多くありました。また、睡眠時間を削ると昼間眠くなり結局効率が悪いので、毎日7~9時間は寝ていました。

1年を通じ、まとまって机に向かえる時間はあまりありませんでした。肢別に飽きたころ、合格道場を知ったので、移動中や1人での食事中はもちろん、信号待ち・レジ待ちなど、どんな短い隙間時間でも合格道場を解きました。お皿洗い・洗濯・お風呂など両手が使えない時は、ゆーき先生・とよた先生の動画を視聴しました。

■恐怖の基礎知識の乗り越え方
模試で安定的に点数を取れても、不安は消えることがありませんでした。もし時事問題で知らない問題が大量に出て足切りされたら…と想像して震えていました。そのせいで、ニュース検定やセンター試験の参考書などを買い集めて迷走していた時期がありましたが、それはコスパ・タイパが悪いです。

過去問と同じ問題は出ないので、過去問を解けるようにする必要はあまりないと思いますが、過去問から傾向をつかむことは有効です。

例えば、IT用語については、用語集などがおすすめされることが多いですが、2024年の過去問が「情報通信白書」のあるページそのままだと気が付いたので、それからは情報通信白書をしばらく研究していました。注目すべきはAIだと思ったので、網羅的にIT用語を覚えるのではなく、AI周りの用語に注力しました。

その他の時事問題は、その年に特に注目されたニュースを起点に、過去の出来事に遡る問題が多いと思ったので、テーマを自分で選んで簡単な年表を作り、家の壁に貼っていました。

テーマ選定にあたっては、相当注目度の大きいトピックスしか出ないと思ったので、息子用の小学生新聞を読んでいました(読売)。大人の新聞だと、情報量が多すぎて消化できないと思いました。小学生新聞で頻回に取り上げられていたテーマを重点的に調べ、「米」「貿易」「内閣」の出題予想が当たりました。米は予想していたとはいえ、徳川まで遡るとは思いませんでした…。

■モチベを高めた方法と、不安を払拭する方法
先ほど他人の学習方法に振り回されない、と書きましたが、他の方がどれだけ努力しているかを知ることは、モチベ向上には有効です。私は「45歳からの合格・開業のリアル」「行政書士ばななちゃん」、合格道場の体験記を繰り返し読んでいました。特に、令和6年度の橋本様や、令和5年度の小笠原様の体験談は何度も読みました。

緊張で当日頭が真っ白になることを避けたくて、模試はありったけ購入しました。模試の問題を全部解けるようにするためではなく、とにかく慣れのためです。ゆーき大学の教材を全科目1周し終えてから、定期的に模試を自宅で解きました。

13回受けた模試は全て1時間半で解き終わり200点前後、10月のTAC模試で偏差値70という結果を得たにも関わらず、不安は最後まで払拭できませんでした。試験前日は夜中の2時に目が覚めて試験時間まで少しも眠れず、3時間睡眠の最悪の状態で受験しました。氏名を書く手が震え、試験時間中ずっと動悸が止まりませんでした。こんなのでよく合格できたなと思います。

従って、不安を払拭する方法は分かりませんが、とにかく勉強あるのみです。私は結局、他の方より勉強時間が少なかったことが、不安につながっていたのだと思います。

■最後に
私は勉強時間が少ない中、幸いにも比較的高得点で合格することができましたが、頭が良いわけではないですし、家族の携帯電話の番号すら覚えられないぐらいの記憶力です。ただ、高校受験・大学受験を通して、自分にとって効率の良い学習方法が身についていただけのように思います。ですから、勉強を始めて「難しい」「忙しい」とすぐに諦めず、長い目で見て色々な方法を試してみるのが良いと思います。

私は行政書士の勉強を通じて、1年前とは全く違った自分になれたことが1番の喜びです。
息子にも「勉強は価値のあることだ」と身をもって示せたのではないかなと思っています。