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試験の結果
合格
合計点数 190 ( 五肢択一 / 116 点, 多肢選択 / 16 点, 記述 / 18 点, 基礎知識 / 40 点, )
行政書士試験の受験回数
2回目
学習開始時期
1月
使用教材について
【インプット教材(テキスト等)】
行政書士 合格のトリセツ 基本テキスト

【アウトプット教材(問題集等)】
行政書士 合格のトリセツ 基本問題集

【その他】
行政書士 合格のトリセツ 多肢選択式・記述式に出る 重要判例解説
受験の体験等コメント
■受験生時代に取り組んだ学習方法で良かったことや苦労したことの体験談など
・受験を決意した経緯
私が行政書士試験を受験したきっかけは、法科大学院での学修を通じて、法律の理解度を客観的に測る指標が必要だと感じたことでした。実は私はロースクール在学中に留年を経験しており、「法律を勉強してきた」と胸を張って言える成果を出せていないという思いを抱えていました。
そのような中で、行政書士試験は、条文・判例・制度理解を前提とした知識が問われる試験であり、法学の基礎を固め直すのに最適な試験だと考え、受験を決意しました。
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・勉強方法全般
初年度(不合格年)
初年度は、学習量自体は決して少なくなかったものの、勉強の「質(回し方)」と「量」に大きな問題がありました。問題集は1周のみ行い、間違えた問題についても、その場で解説を読んで「理解したつもり」になるだけで終わっていました。ロースクールで勉強してきた慢心もあり、令和6年度試験では178点と、合格点にわずか2点及ばず不合格となりました。
この結果から、単なる知識の確認ではなく、「なぜその肢が正解・不正解になるのか」を自分の言葉で説明できるレベルまで落とし込む必要性を痛感しました。

合格年度(勉強法の転換)
i. 不合格を受けて、まず意識を大きく変えたのが「法学は条文解釈である」という点です。条文の文言と趣旨から考える姿勢を身につけてから、問題の見え方が大きく変わりました。
具体的には、私が行っていた条文マーキング方法は、①条文番号をオレンジ、②条文の文言全体を黄色、③論点となる重要文言については黄色の上からパープルを重ねて塗る、というものです。
このように色分けすることで、試験中に六法を開いた際、「この条文が試験で使われる条文であるかどうか」が一目で分かるようになります。また、論点となる部分だけがパープルで強調されているため、設問で問われているポイントと条文文言を即座に結びつけることができました。
よく「条文の素読が重要」と言われますが、私自身は、このマーキングがあって初めて素読が意味を持つようになったと感じています。漫然と条文を読むのではなく、「どこが問われ、どこで判断が分かれるのか」を意識しながら条文を読むことで、条文・論点・設問が有機的につながって理解できるようになりました。
実際に自分の六法を作り込んでいく過程で、条文構造を意識して読む癖が身につき、六法を参照しながら問題演習を行うことが可能になりました。その結果、条文・趣旨・設問が頭の中で結びつき、知識の定着度が格段に上がったと感じています。

ii. また、不合格年と最も大きく変えた点は、問題演習の「質(回し方)」と「量」です。
合格年は、体系別の問題集を3周行い、繰り返す中で、苦手論点、解答のためのポイント、出題者がひっかけやすい箇所が感覚的に掴めるようになりました。講義や解説を聞いていると、どうしても満遍なく覚えようとしてしまいますが、問題演習を通じて「どのように問われるか」を知ってから学習することで、吸収すべきポイントが明確になり、得点につながる勉強に変えることができたと思います。

得意分野・苦手分野での学習順序
得意分野については、問われ方を早期に把握することを重視し、「問題演習 → 解説 → 教科書 → 六法」の順で学習を進めました。
一方、苦手分野については、いきなり問題を解いても知識を吸収する土台がないため、「教科書 → 六法 → 問題演習 → 解説」という順序で学習しました。
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・合格に至るまでの出来事
本試験当日の過ごし方
試験当日はあいにくの雨で、会場も最寄り駅から距離がありました。そのため、体力温存を優先し、タクシーを利用しました。不合格年は約20分歩いてギリギリに到着し、直前の復習が十分にできなかった反省があったためです。
また、試験前日にほとんど眠れませんでしたが、試験開始が13時であるため、夜に眠れなかったとしても大きな問題はないと割り切って臨みました。
本試験では択一式172点でしたが、演習段階で余裕を持っていたことが精神的な支えになりました。時間も20分ほど余り、トイレでリフレッシュしてから記述に挑む余裕もありました。
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・成功談・失敗談
過去問演習について
過去問は結果的に約5年分を2回解きました(不合格年は3年分を1回)。何年分解くかについては、出題傾向と時間配分を身をもって理解できる程度で十分だと考えています。自宅で20分程度余らせた状態で合格点に届くようになれば、本試験でも安心して解けると思います。
過去問演習時は、記述式の自己採点が難しいため、択一式で180点を目標に設定していました。不合格年の演習では140点に届かないことも多かったのに対し、合格年は180点前後を安定して取れるようになりました。

直前期対策
試験2週間前からは、それまでに把握していた苦手分野の復習に集中しました。また、各予備校が公開する出題予想動画も参考にしました。
試験当日は、これまで見て特に役立った動画を1.5~2倍速で視聴し、問題集については2回以上間違えた問題のみを高速で回しました。出題分野と論点の体系上の位置を意識しながら、解答を反芻することを心がけました。
不合格年は、直前対策教材や一元化教材を絞り切れず、焦るばかりで終わってしまいました。その反省から、合格年は「直前に何を見るか」を明確に決めていたことが大きかったと思います。
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・最後に
行政書士試験は、勉強の方向性を正しく定めれば十分に合格可能な試験だと感じています。私自身、ロースクールで留年し、あと2点で不合格になるという経験を経て、ようやく合格にたどり着きました。
焦りや不安を感じる時期もあると思いますが、自分が「直前に見たい」「理解できる」と思える教材を用意し、それを信じてやり切ることができれば、結果はついてくるはずです。この体験記が、これから受験される方の参考になれば幸いです。
合格道場についてコメント
過去問はネット上に転がっていますが、解説まで丁寧にされているところが合格道場の魅力です。
また、どの分野を間違えたかが一目でわかるため、弱点把握して復習に役立てることができます。
まとめノートも掲載されていたので苦手分野の横断的理解にも役立ちました。
総じて、教科書と合格道場で行政書士合格まで行けると思います。