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試験の結果
合格
合計 196 ( 五肢択一 / 108 点, 多肢選択 / 14 点, 記述 / 30 点, 一般知識 / 44 点, )
行政書士試験の受験回数
1回目
学習開始時期 / 学習時間
9月 / 約300時間以上~400時間未満
使用教材について
前提として、自分は司法試験受験者なので、他の受験者の方より前提知識が違っている。そのため、ここに挙げる教材は、司法試験の勉強で普段やらない分野を勉強するために使った(地方自治法や情報法、一般知識など)。憲法や民法はほとんど問題演習のみで、知識の再確認に留めた。
①出る順行政書士合格基本書(LEC東京リーガルマインド)
→ウェブ上で一番勧められていたので、電子書籍で購入。9月中旬から20日くらいで行政法、会社法、一般知識を復習。
② 出る順行政書士合格基本書ウォーク問過去問題集?法令編(LEC東京リーガルマインド)
→アウトプット用教材。2周した。

【補助教材】
①判例六法(憲法、民法)
→普段から使っているもの。判例の確認、条文の確認など、色々な用途に使った。個人的に、初学者は六法を軽視しがちな印象があるので、初学者は六法を横に置いて勉強すべきだと思う。
②六法(教材付属のもの、行政法関連)
→地方自治法や情報法はほぼ条文知識なので、正直六法で十分。
③行政法判例百選Ⅰ・Ⅱ(第7版、有斐閣)
→記述用のため、普段の司法試験勉強以上に読み込みをした。判例の要旨がそのまま解答になることが多かったので、役に立った。
④合格道場
→過去問演習、解説の確認に使った。出先でも使えるのが便利だった。
受験の体験等コメント
司法試験が不合格だったので、万一のことを考え、資格取得のために受験した。一般知識に最低必要点があることが不安だったが、結果は44点と過去問でも取ったことがない高得点が取れた。これは、自分が日常的に新聞やネットニュース(信頼できるソース元に限る)を閲覧していたこともあったと思う。
記述問題は当初全問正解するつもりでいたが、司法試験と違い、六法を参照できないため、想像以上に苦戦した。なので、「1問完答して、あとは部分点をもらう」という方針に切り替えて、メリハリをつけた。結果、本番も1問完全解答+部分点で30点だったので、当初の想定通りの得点が取れたと思う。記述のコツは、とにかく練習すること。間違えてもいいので、とにかく練習するべきだと思う。
想定外だったのは択一式。本番は過去問よりかなり難しく感じ、その通りの良くない点数だった(当初は択一だけで140点以上を取るつもりだった)。もう少し条文を読み込むべきだった。あと、6問しかない会社法は1週間前に勉強しただけでほぼ捨てていたが、それもあまり得策ではなかった。他の方はよっぽど他の法律に自信がない限り真似しないほうがいい。択一はとにかくアウトプット。参考書を読むだけじゃはっきり言って意味ないです。合格道場だけに限らず、過去問や問題をとにかく解く、間違えた問題をやり直す、この繰り返しが最短ルートです。

試験本番については、時計を忘れたせいで時間が分からなかったのも想定外だった。自分は過去問演習の時も1時間くらいで全部解き終わっていたので、時間を気にすることはなかったが、かなり焦ったし、1時間で解き終わる人はごく少数だと思うので、時計を忘れないように。
今年度の受験生へ応援コメント
法律初学者ではない自分からすると、本番の試験会場で六法を読んでいる人がほとんどいなかったのがあまりにも不思議だった。憲法の統治、行政法の一部、会社法、情報法は条文を知っているだけで解ける問題がほとんど。今回不合格で、特に法律分野の点数が悪かった人は、六法を使うように心がけてみてはどうでしょうか。割と冗談抜きで、六法の条文だけで合格点付近まで取れるので、六法は一番コスパの良い参考書です。
合格道場についてコメント
過去問演習でお世話になりました。特に解説があるのは助かりました。過去問題集にも載ってないようなものの解説もあったので、フラッシュカードを作ったりするときに役立ちました。