合格道場の使用状況
プライム合格セットコース
法律系の学歴等
無し
行政書士試験の受験回数
6回目以上
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
社労士,FP技能士2級,FP技能士3級
学習期間 / 学習時間
約12ヶ月 / 約700時間以上~800時間未満
試験の結果
合格
合計 192 ( 五肢択一 / 162 点, 多肢選択 点, 記述 / 30 点, 一般知識 点 )
使用教材について
【主要教材】
合格道場必勝テキスト1、2(同文館出版)
司法書士択一式受験六法民法(自由国民社)

【補助教材】
三木先生、黒沢先生の著書全般
受験の体験等コメント
最初に受験したのは平成16年度でした。就職難の頃、公務員試験に2回失敗し、行政書士になろうと思いました。しかし、当時は5パーセント台の合格率、中途半端な勉強では太刀打ちできず、次の年も受けてみましたが2パーセント台でした。この年に社労士試験を知り、ダブル受験でしたが、翌年からは社労士試験に専念し、3回目の受験で社労士に合格しました。
その後事務指定講習を経て、社労士となりましたが、4年間顧問先ゼロ、時間もあったので平成24年度、再び行政書士試験に再チャレンジしてみましたが、2年連続の負け、平成25年度は172点と善戦したものの、翌年、中小企業大学校に入り経営革新等支援機関になるためにまた諦めました(ただしこの研修で多くの行政書士と机を並べて勉強する事ができました)。
その後、しばらくは行政書士試験から遠ざかり社労士業務に専念し、顧問先も30件以上となりましたが、法律トラブルに巻き込まれてしまいます。また、顧問先から各種許認可等頼まれますが特殊な手続きになると知り合いの行政書士に頼んでも断られてしまい、社労士でありながら民法等の法律知識がなくてトラブルを防ぐ事ができなかった自分への悔しさ、そして業務の幅を広げたいという事から行政書士の再受験を決意、今度こそは受からなくても3回以上は続けるという意気込みで行政書士試験にチャレンジします(その他、個数問題が出なくなった事も受験の動機付けとなりました)。
今までの受験生活はお金がなかったので、本と問題集だけでしたが、余裕ができたので初年度はユーキャンの通信講座を受けて挑みましたが152点で惨敗、ユーキャンの過去問をやっていた時に解説がないものがあり、その解説を得るためネットで探した過去問の解説を合格道場のサイトで見つけ、合格道場を知りました。
2年目は合格道場一本で勉強しようと思いテキストを購入しましたが、三木先生の講義動画で使われている赤い本が気になり、これは三木先生の著書であり自由国民社から出ている司法書士試験用の択一六法である事が分かり、これをすかさず購入、民法が苦手だったのでとにかく民法をやりまくり、この赤い本に過去問、練習問題で出てきた条文、判例にマーキングしていきました。
合格道場の問題は全て解きましたが時間がないので、一度できたものはやらず、間違えた問題のみできるまで繰り返しました。
9月よりやり始まった模試は1回だけ190点だったものの残りは140~160点でへこみました。ただ、本番は集中力が高まるので諦めず頑張りました。多くの国家試験の受験経験から、前日はよく寝ること、当日は早めに試験会場に到着し、カフェインを取らない事に心がけました。
帰りに大原が次々に出してくる模範解答で自己採点で記述抜き160点超えで、合格の可能性は見えたものの記述待ちというのは怖いもので1/30まではハラハラでした(ちなまに掲示板には5回受験と書きましたが6回受験が正しいです)。
ただ待っていても仕方がないので、更なるレベルアップを図るため、wセミナーの山本先生の民法1~3、会社法1~2、出るトコ一問一答を解きまくり、合格道場のレベル4以上の問題にチャレンジしてみたら、スパスパ解けて驚きました。あんなに苦手だった民法、会社法ができる様になったのは驚きです。
会社法は深く勉強するのは合格後でよいと思いますが、民法は行政書士の受験生もオートマやっておくとよいでしょう。非常に基本的なところから深いところまで入っていくので基礎は固まり、レベルの高い問題もかなり解ける様になります。民法って何でこんなに勉強してもダメなんだろうと思いましたが、行政書士試験の民法は決してレベルが高くない事が分かりました。ここで申し上げるのは大変恐縮ですが、オートマ民法は、民法の実力がなかなか上がらない受験経験者に是非オススメです。学者の本を読むのはオススメできないのでやめた方がいいです。
掲示板でも複数回受験して諦めてしまった方も見かけましたが、諦めず続ければ受かるものです(2年、3年と続ければ全体の合格率は10%、5%と試験自体の合格率は変動してもあなたの合格率はどんどん上がっていくでしょう。合格率10%の試験は10回受けるまでには必ず受かります)。
そして、士業というのは私の様に実務経験ゼロ、貯金もなしのところから始めても地道に続けていれば必ず成功します。私も行政書士としては若葉マークですが、士業としては10年以上のベテランですから、開業の不安を抱えている方々にもエールを送ります。
長文をお読み頂きありがとうございました。
合格道場についてコメント
合格道場のテキストは全体的によくまとまっていて読みやすいのですが、民法についてはもう少し内容を充実させてもよいと思います。
それから、受験科目の法令、判例は外部リンクになっていますが、利用者が使いやすい様に合格道場内部に主要科目の法令集、判例集を組み込んで頂けるとよいと思います(判例は過去問で出たものを中心にまとめて頂くとよいでしょう)。