法律系の学歴の有無等
有り / 法学部 卒業
行政書士試験の受験回数
5回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
約12ヶ月
試験の結果
合格
合計 188 ( 五肢択一 / 100 点, 多肢選択 / 20 点, 記述 / 40 点, 一般知識 / 28 点 )
記述式の内容
問44:
地方自治法によって定められており、A市長により課され、行政罰と呼ばれる。
問45:
Cの抵当権実行によりAが甲の所有権を失ったとき、Aが抵当権につき悪意でも契約の解除ができる
問46:
夫婦で築いた財産の「山分け的」要素、今後の各自の生活資金的な要素。
使用教材について
【主要教材】
・藤井行政書士予備校「行政書士 憲法・行政法」「民法」「商法・基礎法学・一般知識」(あさ出版)とその講義CD
・「行政書士重要判例集」(住宅新報社)
・「行政書士千問ノック」「行政書士肢別過去問集」(Wセミナー)
・「40字記述式問題集」「行政書士一般知識○×チェック」(週刊住宅新聞社)

【補助教材】
・「ステップアップファースト」
 過去問の解説が簡潔に掲載されており、道場の解説がよく理解できないときに利用していました。 また、理解度チェックテストも役立ちました。(無料)
・「のばたーの行政書士受験生応援ブログ」
 LEC名古屋校の野畑講師のブログで、講義の動画が視聴できるのみならず、そのレジュメもダウンロードでき、重宝しました。
・「公務員講座 吉井英二講師」の講義動画、「東京法経学院 寺本康之講師」の講義動画、「リーダーズ総合研究所 山田斉明講師」の講義動画(ユーチューブ)
 この3名の講師の方の講義は素晴らしく、よく理解できました。私は新行政不服審査法を、吉井講師の講義でまず全体像を把握して、その後寺本講師の講義とレジュメで細部を学習しました。
試験の感想等コメント
 平成21年から4年連続して受験しました。成績は順に172、168、168、172点でした。24年に不合格後、断念したというより、他の事に専念するため以後3年間受験しませんでした。思うところあって、一昨年の11月に再受験を決意し今回合格しました。トータル何時間学習したかは、記録していないので、算出が容易ではありません。言えることは、仕事以外の可処分時間のほとんどは学習にあてました、学習に関しては、1年間休日なしでした。
「試験が近づいたら、あと半年あったら、あと1週間あったら」と思うはず。だから、今頑張ろうと自分に言い聞かせて取り組みました。また、記述の採点でやきもきしないように、記述以外で180点を目指しました。ところが、自己採点では152点(マークミスがあったのか成績表では148点)だったので、あれだけ頑張ったのにこの点数かと愕然としました。
 択一の反省点の1つは一般知識です。今回は一般知識に苦労しました。8,9月に模試に挑戦しても正答は悪いときは5題、良くても7題ぐらいでした。そこで、商法・会社法を捨てて、一般知識に力を入れましたが、結局伸びませんでした。他方、憲法、民法、行政法の択一は、道場のミニテストはいつもほぼ満点、過去問・練習問題も正答率8割を超えていましたが、本番では7割台でした。結局、長期の記憶が不十分で、曖昧な知識になっていたと思われます。
 記述は、試験後大手の3校に採点を依頼しました。2校では、30点を超えていましたが、1校は20点でした。少し甘めの採点に救われたと思います。
 私は、ひと通り択一の学習が済んだら、記述対策をすべきだと思います。記述の学習で意義、要件、効果を覚えることは、択一の学習になります、ですから、択一の学習が、記述の学習になり、記述の学習が択一の学習になると考えています。
 今使用されているテキストが今いちの方、次の書籍を紹介します。憲法、行政法は寺本康之講師の「憲法ザベスト」「行政法ザベスト」(エクシア出版)。いずれも解説講義が視聴できます。民法は宮本剛志著「速習民法」「速習民法」(中央経済社)これも著者による解説講義が視聴できます。ただ、この講義は音声がやや小さい上に、言葉が少し聞き取りにくいですが、本は分かりやすいです。

合格道場についてコメント
廉価で、要点テキスト、ミニテスト、総合テスト、模試まで準備されていることに、感謝以外ありません。この内容を予備校に求めたら、かなりの受講料になるはずです。スタッフの方々に心からお礼を申し上げます。