法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
3回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
12ヶ月/600時間以上~700時間未満
試験の結果
合格
合計 212 (五肢択一/120点、多肢選択/18点、記述/30点、一般知識/44点)
記述式の内容
問44:
建設の適法性を確認するためのものであるため工事完了でBの訴えの利益がなくなり棄却判決が下される。
問45:
Aが制限行為能力者でなかったときにおいて、本件契約の履行か損害賠償の請求をすることができる。
問46:
指輪の盗難から2年以内なのでDが指輪購入の際支払った50万円を支払えば返還を請求できる。
使用教材について
【主要教材】
インプット
早稲田セミナー山本浩司のオートマチックシステム 民法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、憲法
司法書士試験用ということですがわかりやすかったです。
憲法は問題集での補強がより必要と思います。
早稲田セミナー山本浩司のオートマチックシステム 会社法、商法、商業登記法Ⅰ、Ⅱ
商業登記法部分を抜いても会社法理解には有用でした。
行政法のテキストも使ったものがありますが、残念ながら良いものには出会えませんでした。行政法に関してはアウトプット中心で学習を進めました。

アウトプット
早稲田セミナー司法書士 新基本問題集 1 民法
同 3 会社法、商法、商業登記法
敢えて司法書士試験用のものをやりました。
難しかったですが解説が充実してました。
早稲田セミナー合格革命行政書士 直前予想模試
合格道場
試験の感想等コメント
 去年の今頃は会社法のテキストのインプットだけを1ヶ月半くらいかけてやっていました。
商法会社法は配点が20点しかないからといって中途半端な時間配分で学習していては本試験で点が取れる理解は得られない。
かといって夏以降は行政法や民法や一般知識に時間の大半を割かなければならない。
そう思って受験勉強の中で一日、一時間の価値が比較的低い1~2月に会社法に集中する時間を作りました。
その結果、どうにか甘いコースの球を打ち返せる程度にはなりました。
そうなると、不思議なもので他の科目、例えば地方自治法のこまごまとした条文なんかも頭に入っていきやすくなりました。
問題集や模試をやっていてもどこを間違ったのか、どう判断すれば正解できたのか、あるいはどの知識が正解するために欠けていたのか追求するときの意識が高まったようです。
去年の「道場生の声」にも書かせて頂きましたが176点で不合格になり、そこから1つ壁を超えて本試験レベルの模試で平均200点くらいの力はつけようと思っていましたがその目的を達成するための大きなきっかけになりました。
なお本試験での商法会社法は5問中3問正解という結果でした。難しいですね、会社法は。

それと8月盆明けからは毎週末、本試験形式の問題演習(3時間で60問を解く、含模試)をやりました。
結果を検証し、手薄になっているところを補強しました。
また時間が不足することが多かったので対策を考えました。
その結果「なるべく読む選択肢を減らす」→「確信が持てた段階で未読の選択肢を読むことを止めるそしてこの回数を増やす」→「そのためには他の選択肢を読んでも読まなくてもこの選択肢は絶対に○(あるいは×)だと確信を持てる選択肢を増やす」→「そのためには基礎的な問題で確信を持てる確率を上げる」→「基礎掌握度の強化」という結論に達しもう一度テキストで不安部分の強化、手続法、不服審査法、行政事件訴訟法の条文の読み込みをしました。

以上、今年力を入れたポイントを書かせて頂きました。少しでも今悔しい思いをしている方の参考になればと思います。

最後に、合格道場は不安な部分や補強したい部分があった時に速やかにその部分の演習問題を提供してくれました。
本気で合格しようとしている受験生にとって本当に「かゆいところに手が届く」サイトです。
できればいつまでも存続させて頂きたいと思います。2年半どうもありがとうございました。