法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
3回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
ビジネス実務法務3級
学習期間 / 学習時間
12ヶ月/1500時間以上~
試験の結果
合格
合計 200 (五肢択一/92点、多肢選択/20点、記述/44点、一般知識/44点)
記述式の内容
問44:
B市を被告として、損失補償の増額を求める訴訟を提起すべきで、形式的当事者訴訟と呼ぶ。
問45:
Bに弁済する資力があり、かつ、その執行が容易であることを証明すれば弁済を拒むことができる。
問46:
遺留分減殺請求権を有しており、それが行使されれば、その分が相続財産から除かれる
使用教材について
【主要教材】
行政書士合格道場
大栄国家試験学院行政書士講座
【補助教材】
<六法>
2012年度 マスター六法判例  ダイエックス出版
2012年度 行政書士試験六法  早稲田セミナー
2012年度 判例六法      有斐閣
<判例集>
憲法判例           有斐閣
行政判例ノート        弘文堂
ダットサン民法判例集     勁草書房
民法判例集          有斐閣
<辞典>
ベーシック法学用語辞典    有斐閣
政治経済用語集        山川出版社
<基本書>
アドバンス行政書士シリーズ  早稲田セミナー
ごうかく行政書士シリーズ   早稲田セミナー
芦辺憲法           岩波書店
原田行政法          学陽書房
松本地方自治法        学陽書房
ダットサン民法①~③     勁草書房
もう一度読む政治経済     山川出版社
<参考書>
デバイスネオ 憲行民     早稲田セミナー
渋谷憲法           有斐閣
宇賀行政法          有斐閣
大橋行政法          有斐閣
サクハシ行政法        弘文堂
川井民法           有斐閣
内田民法           東京大学出版
龍田会社法          有斐閣
詳説 政治経済研究      山川出版社
<主要問題集>
アドバンス過去問シリーズ   早稲田セミナー
アドバンス肢別過去問集    早稲田セミナー
ごうかく行政書士シリーズ   早稲田セミナー
<補助問題集>
セレクション公務員試験問題集 早稲田セミナー
新多肢択一式問題集      早稲田セミナー
各種市販模試等5社ほど
たくさん使いましたが全て自分の中で必要な教材でした。
早稲田セミナーのアドバンスシリーズは直前期の仕上げには非常によかったです。あと参考書では大橋先生の行政法の特に②の救済法はオススメです。 一通り行政法を一巡した後に読むと具体的なイメージが湧きやすく、今年の問題44の記述の内容なんかも詳しく書かれてて目からウロコです。
試験の感想等コメント
 2010年の5月から大栄(ダイエックス)の講座を申し込んで勉強開始。すぐに道場を見つけて、2011年4月からは大学の法学部通信教育にも入学(現在在学中)。3年間の受験期間基本的にこの3本柱で進めていきました。講義等も最初理解できなかったものが何度も何度も繰り返すことで次第に理解できるようになっていきました。

<使用教材と勉強法について>
 メイン使用教材は大栄のテキストと講義、問題演習は道場の練習問題、そして早稲田セミナーの肢別過去問です。
 メインの学者基本書は芦辺憲法、原田行政法、ダットサンを読み込みました。

①講義をうけたら該当範囲の条文判例を読み込んで肢別を解 く。
②その際には正解不正解にかかわらず該当範囲の学者基本書を読み、肢別毎にそれに対する記述があるページ数を書き込んでおく。
③道場の該当範囲の練習問題と過去問を解く。
④最後にもう一度該当範囲の条文判例を読み込む。

 ①~④をワンセットで試験直前までとにかく何度も繰り返しました。最初は理解できないところがたくさんあり、本当に苦労しましたが、回数を重ねる毎に理解できるところが増えていきました。イメージで言えば、知識の層を重ねていく感じでしょうか。その際に重要なのは、中心には原理原則があるということを意識することです(行政法でいえば、法律による行政の原理など)。そして自分なりに理解したことを図にしたりして、それをテキストや肢別過去問に書き込んでいきました。最終的には肢別過去問があれば楽に全体の総復習ができるようにしておきました。あとは理解できないことは参考書なども駆使して徹底的に調べて理解できるまで追求しました。

<総学習時間と総得点>
1年目 半年で500時間 総得点76点(一般知識足切り)
2年目 1年で1000時間 総得点120点(一般知識足切り)
3年目 1年で1500時間 総得点200点

 総学習時間(講義時間も含む)と比例して総得点も伸びていきました。本当の意味で初めて法律を学ばれる方であれば、(要領の良さや法律系以外の基礎学力にもよりますが)合格レベルに達するまで1500時間以上、模試などで安定して合格点を取り続けるまでには2000時間程度は必要ではないかなと思います。私の場合は3年間のトータルで約2500時間ほどの学習時間でした。

<最後に>
 私がこの資格を取得しようと思った動機としては、以前に大手の行政書士事務所にて補助者として主に建設業許可申請業務、医療用具の製造申請業務などをしておりましたので、その経験を活かしたいと考えたからです。試験勉強で学習した内容を踏まえて、今度は各種業法などの理解を深め登録開業にむけて更なる自己研鑽をつんでいきたいと思います。
 長くなりましたが、webmaster様をはじめ、道場に関わる全ての皆様、3年間本当にお世話になりました。通信の講義があったとはいえ、ほぼ独学の自分にとって、長い試験勉強時間の中で掲示板の書き込みをしたり、見たりすることが本当に励みになりました。道場生の方は臆することなく、是非掲示板に質問などを書き込むことをお勧めします。そして自分の質問した内容はもちろん、他の方の質問についてもその都度自分なりに解答を考えてみることが何よりもいい勉強になると思います。なので、これからも掲示板は見させていただきますね(笑)。あと道場の過去問の解説の詳しさはピカイチです。他の過去問の解説を見ても腑に落ちないのに道場を見れば理解できたというのがたくさんありました。
 それでは、今後の道場の更なる発展をお祈りしております。本当にありがとうございました!