法律系の学歴の有無等
有り/法学部卒業
行政書士試験の受験回数
1回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
4ヶ月/600時間以上~700時間未満
試験の結果
合格
合計 198 (五肢択一/88点、多肢選択/20点、記述/50点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
即時強制と呼ばれ、義務の不履行を前提とせず直接に身体財産に力を加え、目的を達すること。
問45:
失念しました(ただ抵当権消滅請求と代価弁済は書きました)
問46:
失念しました(使用者責任については書けませんでした)
使用教材について
【主要教材】
・合格道場
・合格基本書(LEC)
・スピードマスター講座(LEC)
・ウォーク問(法令・一般知識)(LEC)
・うかるぞ行政書士入門編・1問1答(週間住宅新聞社)
・判例まんが本(憲法・民法・行政法)(辰巳)
【補助教材】
・シケタイ(行政法、民法総論、債権)
・行政書士40字記述式(成美堂)
・基礎テキスト一般知識編「通称コアラ本」(DAI-X)
長所・短所は「その他メッセージ」に記載します。
試験の感想等コメント
偉そうな事を言える立場ではないことは重々承知していますが、それでも今回7月からの勉強期間(4ヶ月)で1発合格出来た私なりの勉強法が少しでも受験者の方々の参考になればと思い時系列で書かせて頂きます。

【7月】
受けようと思って動き始めたのが中旬ぐらいだったと思います。とにかく7月は「全体像」を意識して動きました。具体的には「行政書士試験の全体像(科目やら難易度やら)」「試験範囲の全体像」の2事項です。前者はインターネットで調べたり全ての大手予備校の行政書士パンフレットを入手し自分なりの勉強法を確立する際に役立て、後者は書店で立ち読みした上で「うかるぞ行政書士入門編・1問1答(週間住宅新聞社)」を購入し7月中はこの2冊を7~8割記憶出来るように繰り返し勉強しました。この本は行政書士試験の勉強全体が300P程でまとめられていてかつ抜群に読み易いので法律を初めて学ぶ方にオススメです。
合格基本書(LEC)は法学部卒なのに書いてある内容がほとんど理解出来ませんでした(恥ずかしい限りです;)。

1日平均勉強時間:3h
(仕事を8月までしていたので4h勉強出来ればgoodでした)

【8月】
うかるぞ行政書士入門編は終えたので次に基本書としてリベンジの意味でもう1度合格基本書(LEC)を手にとって読んでみると・・「おっ理解出来る!!ありがとう浜野先生!!よし、これなら・・」と思い、購入。しかしこの本は全部で700Pを超えていたのでいくら読めるようになったとはいえいずれ心が折れると思ったので7月に請求した予備校から良い速習講座はないかと探し、スピードマスター講座(LEC)がこの本を教材にしていたので受講しました。ただDVDだと講師が教科ごとに違っているのでイライラすることも多々ありましたので生講義をオススメします。8月はDVDを観る→翌日前の日に観たDVDの範囲を本で読むの繰り返しで全範囲を8月までに終わらせました。

1日平均勉強時間:4~5h

【9月】
仕事を辞め勉強に専念出来る環境になったので9月からはアウトプットとしてウォーク問(LEC)を始め、わからなければ基本書を読むの繰り返しでした。正直この時は相当焦りましたね、過去問見てもほとんど解けなかったので;;でも過去問研究は必須ですし1回で絶対合格するぞ!と決めていたのでとにかく繰り返し過去問をやりました。

1日平均勉強時間:7~8h

【10月】
過去問は9月の内に肢別で正誤と理由は言えるようにしたので10月から遂に合格道場を開始しました。しかし正直全部を3週廻すのは時間的に到底無理だったので効率良く勉強するためにまずノートに全ての問題番号の表を作成。初めに奇数の問題だけを終わらせ、次に偶数の問題を解きます。そうすれば単純計算で半分の時間で1通り全体を学ぶことが出来るので気持ち的に楽でした。また解く際に必ずやっていたこととしてストップウォッチを使って1問2分で解くようにし、2分過ぎてもわかなければ直ぐに解答をチェック→次の問題を解く・・といったやり方をしました。模試を受ける余裕もなかった(模試を復習する時間がないという意味です)ので本番をイメージするために1問2分の制限時間は必ず守っていました。

・・と同時にこの時からやたらテキストを購入したり手を広げすぎたと後悔してます。以下購入したテキストの所感です。

「シケタイ」:イメージが湧かない時などに補助的に使用すると良いです。行政法より民法総論の初めの方は民法全体を学ぶ上で読んだ方が吉。
「判例まんが本」:2Pで1判例というスタイルで非常に読み易いです。タイトルの通りイラストがあるので記憶に定着しやすく読んでおくだけで本試験に出題された時に簡単に思い出せました。
「40字記述式」:良問(難易度が丁度良い)揃いだけではなく解説も丁寧なのでとりあえず記述式で1冊買うならこの本を強く勧めます。
「DAI-Xコアラ本」:書式は読み易いが私にはページ数が多く感じたのであまり使用しませんでした(某巨大掲示板で好評価なので情報通信・個人情報保護あたりだけを本試験直前でまだやってないという方で勉強するのに良いと思います)。

1日平均勉強時間:8~9h

【11月】
11月は体調を崩さないことを第一に合格道場を繰り返し解きました。秘解答テクニックや道場模試も11月に入ってからやりました。道場の問題自体は本試験まで2週やるのが精一杯でした(それでも記述や商法、一般知識は抜いて)。

あと市販の成美堂行政書士模試もやりましたが道場模試を含めて合格点数を超えたのは1回のみ、大体は160~174の間でした。

結局試験当日の朝まで道場の問題をやっていました。
本試験ではページ数が予想よりも大分少なく「よし!」と思いましたが、まあ・・案の定解き始めたらパニックになりました。それでも普段から長くても2分を目処に問題を解いていた事がプラスに働き、時間内に解くことが出来ました。

本試験日にしたことはwebmaster様がおっしゃっていたことを実践しました(チョコを食べる、呼吸を整える、ツボを駆使する等)。

1日平均勉強時間:7~8h

以上です。

まずスケジュールに関しては細かく組まず大体1週間帯で勉強範囲を組んでいました。細かく組むといざ出来なかった時に次の日に「出来なかった分を取り返さなくちゃ!」と妙に焦るのが自分には合わず、一方仮にその日出来なくても「今日できなかった分は1週間の間で消化すれば良い」とちょっとスケジュールを修正するだけで焦ることもなかったので自分にはあっていました。

勉強の際気をつけていた事はストップウォッチなんて最たる例ですが時間の制約を作ることで集中力をあげること、朝規則正しい時間に起きて勉強すること(私は仕事を辞めてからは朝5:30に起床、体を動かし6時から3時間勉強→朝食→図書館という生活スタイルでした、睡眠時間は7時間程)。

また他に重要なことは手を広げ過ぎないようにして過去問をやる際に反射的に答えはもちろんその理由が出るまで(理想は関連する論点も答えられるくらい)繰り返しやることが肝要かと思います(私は手を広げすぎないようにと意識していましたがそれでも広げすぎました)。脳で認識出来ているか確認する為には実際に声に出すこと、声が出せない環境なら書くこと。意外と頭でわかっているつもりでも5感を使ってアウトプットすると出来ないことが多いです。そのわかってるつもりになっている部分が本試験を受けた時に曖昧な知識として出たので逆に問題を深読みしすぎて問題を間違ってしまいました(行政法総論はほぼ全滅でした)。

よく芦部憲法は読まなければならない、もう行政書士試験は司法書士試験の対策ぐらいしないとダメ、サクハシが基本、内田民法が(という人は稀だと思いますが)・・と色々な声を聞きますが、もちろん読める時間があれば読むに越した事はないと思います(予備校テキストより丁寧かつ深いので)。しかしそれでも6割を取ることが合格ラインなので1つのテキスト(科目別でも)を徹底してやる方が試験本番で迷いにくいはずです。よく受験年のテキストを勉強した後過去問をやると「簡単だな~5年前とかそれ以前に受けた人が羨ましい」とか思うかもしれませんが、実際本試験を受けると初めて見る論点も沢山出題されますので実際はうまくいきません。だからこそ確実な知識を身につけてわかる部分を答えていく、またその知識から推論することで合格出来ると思います。

あと最後に受験後に読んだ本ですが勉強の初めに読んでおけば良かったと心から思った本があるので紹介しておきます。
「脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369): 築山 節」 
https://www.amazon.co.jp/dp/4140883693/
冒頭にも述べましたが受験生の方に少しでも参考になれば幸いです。

最後にwebmaster様、各スタッフの方々、道場を利用している全ての方に感謝致します。本当にありがとうございました。