法律系の学歴の有無等
法学部在学中
行政書士試験の受験回数
2度目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
平成21年 行政書士(146点)   平成22年 貸金業務取扱主任者(42点) 同上 宅地建物取引主任者(42点) 行政書士は、今回で2度目の受験になります。
学習期間 / 学習時間
約3ヶ月、計450時間程度
試験の結果
合格
合計 184 (五肢択一/100点、多肢選択/16点、記述/36点、一般知識/32点) 合格184点 (択一式100・多肢選択式16・記述式36・一般知識32)
記述式の内容
問44:
換地処分は違法であるが無効とはならず、原告を棄却する判決となり、これを事情判決と呼ぶ。
問45:
Aに対する求償債権の確保のため、裁判上の手続きにより(この後は空欄です)
問46:
被害者に対して加害者が直接損害賠償することにより、被害者を現実に救済すること
※速報の模範解答を見て、問44は満点近く取れると思ったのですが、他の2問がダメだろうと思い、採点は依頼しませんでした。
使用教材について
○主教材として

・2009年度版でダイエックス出版のテキスト(法令、一般知識)の2冊

内容が易しめなので、1週間ほどですべての科目が総復習でき、再受験の際に役に立ちました。しかし、それほど深く突っ込んだ内容は書かれていないので、辞書代わりにはオススメできないかもしれません。

・合格道場の過去問、練習問題

再受験の時から使用させていただいています。上記のテキストを総復習した後に、まず分野別になった過去問を解き、一通り終えたら、練習問題という順番で取り組みました。
良い点 全科目のほぼすべてを網羅していて、皆さんがおっしゃられるように、これがすべてできるようになれば、まず180点は取れると思います。
悪い点 レベル別に分かれているけれど、受験生の心理からして、全部を解きたくなってしまい(私だけなら、ごめんなさい)一通り終わらすのに結構な時間がかかってしまう。

○副教材として

・2009年度版、ダイエックス出版の六法&判例
あまり使用しませんでした。

・平成21、22年度版、LEC出版の直前予想模試の2冊
昨年度使用したLEC出版の模試が私的にやり応えがあったので、再受験の際に、最新版を買い足しました。道場の過去問をやり終えてから、積極的に使用しました。私の場合は、これを定期的に取り組み、記憶の定着の確認、維持として用いました。 良い点として、過去問、練習問題で出てこない項目などもあったりして、少しでも底上げができたような気がします。
悪い点として、全体的な難易度があまり高くなく、特に記述式は容易なものばかりでした。
試験の感想等コメント
まず、合格道場の方には本当に感謝しています。再受験を思い立ったのも合格道場の存在を知ったからであり、そして今回合格でき、本当にありがとうございました。
速報を見た後、不合格確実と思い、がっかりしましたが、見事にサプライズ合格。本番試験を終えてみての自分なりの反省点が見えたので、もしあと一歩で合格という方へのアドバイスとなれたらうれしいです。

○合格のポイント
・条文の読み込み

私は、今回の試験を受けて、これほど大切な作業はないのではと思いました。もうすでに取り組んでいるという方はそのまま続けていただいて、まだしていないという方は、民法だけでも読み込むと、得点アップができるかもしれません。

・直前期に本試験相当の模試の受験

今回、本試験の恐ろしさを目の当たりにしました。私は定期的に市販の模試(3回分ついているもの)を取り組んでいたものの、難易度は低めで、解いた後にすぐ解説を読み込むという理解中心で、時間も気にせずに取り組むだけという形で本試験を迎えました。 その結果、文章理解の問題を解き直すなど、かなりの時間ロスをしてしまい、見直しをする時間を確保できず、2択まで選択肢を絞れていたものを改めてじっくり解くことができませんでした。
昨年、本試験相当の模試を受けずに本試験を迎えたという方には、ぜひ受けることをオススメします。