法律系の学歴の有無等
都内私立大法学部法律学科卒。(ろくに勉強せず)
行政書士試験の受験回数
今回が3回目。
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
学習期間 / 学習時間
仕事の合間にちょこちょこ。1日平均で1時間強、合計500時間程度。
試験の結果
合格
合計 182 (五肢択一/88点、多肢選択/16点、記述/42点、一般知識/36点)
記述式の内容
問44:
Yの換地処分の違法を宣言し、処分取り消しの訴えを棄却する主文となる。これを事情判決と呼ぶ
問45:
CはBから承継した抵当権を確保するため、付記登記を経たうえで、Dに対する求償権を行使する
問46:
被害者に対する賠償金を現実に確保する必要があり、加害者からの相殺は信義則に反し許されない
使用教材について
公務員試験用の新スーパー過去問ゼミ(憲法、民法、行政法)、芦辺・憲法、憲法判例百選1・2、塩野・行政法1・2・3、神田・会社法11版、口語民法、宇賀・個人情報保護法の逐条解説&新・情報公開法の逐条解説、行政書士試験用1冊本&判例集、行政書士六法。
試験の感想等コメント
なぜこの記述で42点なのか自分でもすっきりしないのは確か。個人的には不合格を確信し、4度目に向けた勉強は試験日翌日から再開していました。
 勉強の中心は公務員試験用の新スーパー過去問ゼミが中心。これは非常に良かったです。民法では「付記登記」も「事務管理」も取り上げてあり、記述の出来不出来はともかく、問45ではすぐに付記登記のことだ!と分かりました。抵当権と求償権が真逆でしたが。芦辺・憲法や塩野・行政法など難しい教科書は一応すべて2回ほど通読し、辞書的に使用しました。民法は内田民法も考えましたが、ちょっと無理そうだったので、口語民法で逐条的に把握していったという感じです。3度目にもかかわらずタイムオーバー状態で、法令択一のラスト10問くらいは鉛筆転がし状態。よく分からなかった記述の問46はとりあえず埋めただけ、という感じでした。一般知識に関しては文章理解は絶対の自信があったので受験した3回はいずれもすべて正解。従って個人情報とか情報公開とか情報通信とかで何とか3問稼いでやろうという作戦でした。よって政治経済的なものは一切やってませんでした。  時間さえあればもっと楽に合格できる自信もあったし、鉛筆転がしの中にも分かる問題がたくさんありました。43歳ですがスピードの衰えが著しいのが悔しいところです。  個人的には行政書士試験はいやらしい問題が結構ありますが、まずは公務員試験の素直な問題で基本を身につけたのが結果的にその先の理解につながったかな、という感じです。ギリギリ合格なので、今回の試験は反省ばかりですが。今後の資格試験に向けスピードアップを目指します。