法律系の学歴の有無等
法学部卒。 ただし10数年前のことですので、学習において有利に働いたという実感はございません。
行政書士試験の受験回数
初めて
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
行政書士試験は今回初めての受験となります。 他に法律関係の試験ですと、強いて言えば貸金業務取扱主任者試験。 第4回開催時(確か昨年3月)の受験でしたが、こちらも合格しております。
学習期間 / 学習時間
学習期間は、道場での学習開始は昨年5月10日から。
試験の結果
合格
合計 180 (5肢択一/92点、多肢選択/14点、記述/38点、一般知識/36点)
記述式の内容
問44:
≪記憶が曖昧なため省略≫
問45:
≪記憶が曖昧なため省略≫
問46:
≪記憶が曖昧なため省略≫
※記述式38点の内訳は、推測になりますが、問44が20点、その他2問の部分点で18点かと思います。
使用教材について
メインは道場の過去問及び練習問題です。
その他、伊藤塾のテキストと過去問。
LECの模試を1回、伊藤塾の模試を1回、合格道場の模試のVol.2を1回。
文章理解は公務員試験対策のパスラインシリーズ文章理解を適当に。

最初、伊藤塾のテキストを読みながら伊藤塾の過去問を並行して進めたのですが、1周後に「このペースでは絶対に受からない。」と感じて情報を集めていたところ、こちらを発見しました。
その後は道場の過去問及び練習問題に集中しました。
過去問3周以上、練習問題も3周回しました。
ただし会社法の練習問題は1周しただけで捨てました。
試験の感想等コメント
感想ですが、自己採点では絶対に不合格でしたので、記述式の予想外の甘い採点に助けられた感があります。
とはいえ合格は合格ですので、自信を持って今後に活かしたいと思います。
また合格の鍵ですが、やはり第一は合格道場の存在ですね。
こちらの過去問と練習問題をひたすらこなしました。

その他自分なりの工夫としては、二点あります。
まずExcelで学習計画をスケジューリングして、その日にやる予定の範囲と、実際にやった範囲、正解不正解、またその理由、学習が思ったように進まなかった日の理由、学習を進める上での修正点や疑問点などを細かく記録していったのは、大いに役立ちました。

もう1つはipodの活用です。
ipodは別売のマイクを取り付けるとボイスレコーダーとなります。
そちらに記述式を一問一答形式で吹きこみ、ひたすら聞いておりました。
択一関連の問題と解答解説も吹きこんでおいたのですが、こちらはあまり効果がなかったかもしれません。

実感として、学習計画を立てることは非常に大切かと思います。
計画通りに進まなくても良いんです。
今の自分がどの程度やっていて、何ができて何ができないのか。
どんな時にモチベーションが下がり、それを取り戻すには何をすれば良いのか。
得意科目と苦手科目、またそれらを学習する際の予想時間など、記録をしていると様々な気づきがありますし、また自己管理にもなります。
独学の方は自己管理が何よりも大切かと思いますので、その点、スケジューリングして記録するという作業は面倒でもやった方が良いかと思います。

・・・などと偉そうな事を申しておりますが、実は私、最初に受けたLECの模試の出来がボロボロでした。
記述式を除いて240点中102点しか取れず、合格は諦めかけました。

ですが、「ここまでやってきたのだから、やれるだけのことはやろう。」と考え道場の問題を科目に偏りのないよう毎日バランスよく振り分けて解きまくりました。
結果、次に受けた伊藤塾の模試では記述式を除いて146点まで伸びました。

また本試験直前に受けた道場模試Vol.2では、文章理解3問を省いて 1時間半で解き、見直しをしないで採点したところ記述式込みですが192点取れました。

LECの模試の結果から見れば、「やれるだけのことはやった。」という実感が得られましたので落ちても悔いはないという気持ちで本試験に挑むことができました。

来年以降受験なさる方には、私のような例もありますので最後の最後まで絶対に諦めず、直前まで成績がどんなに悪くてもとにかくやれるだけやってみて欲しいと思います。