法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
行政書士試験3回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
学習期間 / 学習時間
2010年3月~独学開始、8月より本道場にて
試験の結果
合格
合計 218 (五肢択一/120点、多肢選択/14点、記述/44点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
換地処分が違法である旨を宣言する主文となり、このような判決は事情判決と呼ばれる。
問45:
Aへの求償権の確保のために、あらかじめ抵当権に付記登記を経た上で債権者代位権を行使できる。
問46:
不法行為の相手方に対して、確実に賠償がなされることで経済面等を保証する
使用教材について
・昨年度のユーキャン行政書士テキスト
・妻のユーキャン司法書士テキスト(憲法、民法、商法)

【補助教材】
・「はじめて学ぶ地方自治法」(学陽書房:吉田勉著)
・司法書士直前チェック民法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
・ポケット六法(有斐閣)
・一発合格行政書士判例集(TAC出版)
・SUCCESS行政書士一般知識(早稲田経営出版)
・初級スーパー過去問よくでる文章理解資料解釈(実務教育出版)
・ごうかく!行政書士記述式問題集(早稲田経営出版)

なんだかんだで沢山使用してますが、補助教材の大半は弱点補強の必要性を感じた9月以降に購入しています。
試験の感想等コメント
今回の試験は、ある意味今後の行政書士試験のあり方を示したものではないかと思います。
出題範囲こそ従来とさほど変わらないのですが、思考型への変化が顕著になってきたと感じました。

今回の試験に臨むにあたり、そうした傾向に対応できるよう以下を心がけてきました。
1)法令や規約の趣旨や意図まで含めて理解する
不明な点についてはとにかくネットで法学解説サイトやコンメンタールにもアクセスして納得するまで調査
2)道場の問題を解く際に、最終的には5肢すべての正誤を正しく判断できるようにする
そのため、法令で今までと違う出題傾向にも惑わされず、素早い判断で解き進めることができました。
また一般知識についても、確実に点が取れるよう以下の対策を実施してきました。
1)「個人情報保護法」はじめ道場の一般知識対策リンク集にある情報通信欄の関連法案には一通り目を通して理解する
2)文章理解の問題集を副教材として使い確実に解けるようにする
3)道場ニュースにあった一般知識対策で紹介された分野についてネットで調べて一通り目を通す
おかげで一般知識で40点(ミスしていなければ44点)という高得点を得ることができたと思います。

さらに試験対策として、道場で紹介されていた試験中の時間配分方法を参考にして、独自の時間配分を編み出し、それが常に実施できるよう訓練することで、本番時にもボリュームに惑わされず20分近く時間を余らせることができました。

今後試験に臨まれる方は、以下を心がけていただければと思います。
・知識を習得する際には「なぜ」ということを常に問いかけてみる。
・試験対策も重要。自分なりの時間配分方法をしっかり身につけること。