法律系の学歴の有無等
法学部法律学科卒、大学院修士課程修了、ロースクール(病気で退学)
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
宅建(1回合格)、行政書士(1回合格)、貸金主任者(1回合格)、全て2009年
学習期間 / 学習時間
9月から、宅建とあわせて5~600時間くらい
試験の結果
合格
合計 224 (法令択一/120点、多肢選択/24点、記述/32点、一般知識/48点)
記述式の内容
問44:
外務大臣は、判決の拘束力によって、Xに対して旅券を発給することを義務づけられる。
問45:
代位弁済による求償権について、連帯保証契約に基づいて、弁済額全部の求償を請求できる。
問46:
第三者とは、当事者及びその一般承継人以外の者で、登記の欠缺(間違えたかも)を主張する正当な利益を有する者
使用教材について
※道場以外で
主要:
・ニュートンTLT
長所:
・ある程度網羅的に学べる。
・コマ数が決まっているので学習計画を立てやすい。
短所:
・理解するというより力技で記憶するという感じ(ひたすら繰り返しで覚えるので我慢が必要)。
・パソコンを使わないと勉強できない。
・説明が足りないところが多い。

補助:
・まる覚え行政書士、まる覚え行政書士40字記述・多肢選択重要キーワード
長所:
・他の教科書より薄い。
・必要なことは一通り書いてありそう。
短所:
・解説はあまりなく、暗記重視。
・商法・会社法がちょっと足りないような気がした。
試験の感想等コメント
・勉強するに当たってまず最初にしたのは戦略を立てることでした。つまり、得点目標を各科目ごとに決めて、それを実現できるように勉強時間を割り振るということです。
勉強時間が限られていたので時間配分を厳密にしないといけなかったし、一般知識もあるので足きりにかからない最低限度の勉強量を確保するように気をつける必要があったからです。
そこで、実現可能性と余裕をみて総合190点を目標に設定して、一般知識32点、択一112点、多肢選択22点、記述24点くらいを目標にしました。
内訳は、一般知識(文章理解3つ、個人情報保護法等3つ、その他2つ)、記述(民法1問16点、残りで8点)、択一(法学1、憲法4、行政法・地方自治法14、民法6、商法・会社法3)、多肢(1個間違い)、という感じです。
あとは、一通り知識をインプットしたあとで、問題を解いて安定して上記の目標を達成できるかどうかを試し、足りなかったところを補充インプットするということの繰り返しでした。

・模擬試験などは、時間がなかったので受けませんでした。その他に、合格点を取って気持ちに隙ができてしまったり、逆に点数が取れずに落ち込んでしまったりするのは危険だと思ったことも理由として挙げられます。

・記述の対策はもっとやっておくべきでした。なんとなくわかっていても言葉が出てこないので困ったからです。
問44は「旅券を発給することを義務付けられる」と書いてしまいましたが、取消訴訟であって義務付け訴訟ではないからおかしいな、と思っていたにもかかわらず、思いつくことがなかったのでとりあえず書いてしまいました。
問45もつっこみどころ満載なんですが、問題の指定どおりに答える姿勢を示せば、部分点は付くだろうと思ってました。

・実は、法学修士かつ元ロー生なのですが、病気で休学したあと回復せずに退学し、その後数年間まったく勉強できなかったので、ほとんど忘れてしまっていて一から出直しという感じでした。それでも失敗は許されないので、非常につらかったです。とにかく、良い結果が出たのは幸いでした。

長くなりましたが、こんなところです。
これからもNekoらしく、こっそり訪問いたしますのでよろしくお願いします。