こんにちは。
試験の合格だけを考えるなら、あまり気にし過ぎない方がいい内容ではあるんですが、フリートークの掲示板ですし、軽く回答してみます。
まず、ご質問にごく簡単に答えると「とにかくトップ」に審査請求することになります。市町村関係のものなら「市長（や村長）」、県の手続きなら「県知事」、国の管轄なら「○○大臣」を相手にする、という感じです。
ただし、市役所で手続きしたらなんでも市長あて、というわけではありません。たとえば、手続きの中身が厚生関係（社会保障とか）だったら、市役所で手続きしても厚生労働大臣あてになることもありそうです。逆に、税金全般なら国税庁長官だったりするけれども、市税なら市長のこともありますし。
「あまり気にし過ぎない方が」と最初に書きましたが、許認可の手続きをするときに（小さな字で）「文句があるなら審査請求は○○宛に」と書いてあって、統一されてる感じじゃないってことです。
だから、よほどメジャーな手続き（税金とか？）じゃなければ、どこに審査請求すればいいかを具体的に問われることは少ないんじゃないかと思います。個人的には。
行政法は具体例を考えるとハマることが多いので、試験だけを考えるなら「暗記」だと割り切った方がお勧めです。民法のように身近な事例で覚えようとしても「身近」じゃないので無理です。そんな感じ。
KEN!様
早速のお教え、ありがとうございます！
内容によって、あて先が違うこと、やはりそういうことなのですね。
ものすごくスッキリしました。
すっきりしましたが、地元の役場がやっていることの最上級行政庁は、基本村長であることは、がっかり、というか、やっぱり｡｡｡｡という感じです。
いえ、村長はとてもいい人なんですけれど、普通にいい人だから。。。
小さすぎる自治体は、意外と暮らしと行政のやっていることが近くて、よく見えます。でも、きっと小さいがゆえに、今勉強しているような問題や事象は、あってもないことになってしまうのかもしれません。
ありがとうございました。よそ見をしないで勉強します！
りえみみさん、こんにちは。
よそ見を助長するワケじゃないですが、合格して開業すれば体験することなので、いくつかボソボソと追記しておきます。
まず、お考えのパターンだと審査請求は村長宛になりますが、村長が担当すると言うことではありません。「村長が指名した人」が担当する感じになり、コレは許認可と同じです（村役場の窓口には村長がいるワケじゃなくて、受付は村の役人ですよね。文句（審査請求）を受け付けるのも同じで、村長の代理（厳密には違う）として担当者が付く、という感じです）。審査も同じで、村長が判断するわけではなく（村長でもいいけど、実質無理でしょう）、あくまで組織として対応する感じです。あくまでも、「村」相手の手続きの場合は「村長名義」でやる、と言うだけだと思えばいいと思います。
また、具体的にはわかりませんが、村長さんがいい人過ぎて…という感じだと、もし不服申立・審査請求しても、なにかがひっくり返る可能性は低いですよ。審査請求で「役場の負け」になるのは、たとえば賄賂があったとか基準を満たしていたのにイジワルで不許可にしたとか、一言で言えば「法律違反」がある場合などですから、対応が気に入らないとかエコヒイキだと思う、くらいだとそうそう認められません（えこひいきが、なにか証拠を出せるレベルなら別ですが）。今の日本で、違法とバレバレってことはあまりないんじゃないかな、というのが僕の意見です。
まあ、小さな自治体で構成員が少ないと思いますが、「違法」じゃなければなかなか難しい…ですかね。あとは、合格して開業すると、役場との折衝は増えますから、納得できないことがあればいろいろ主張できる場面は増えますよ。僕はヘタレですが、バッジがつけばやり合う立場になれるし。まずはぜひ合格狙ってがんばって下さい！
KEN!様、ありがとうございます。具体的にどんどん見えてきました！
たしかに、最上級行政庁といっても、村長（普通で言えば市長や知事）が実務をするわけないですよね。 うちの場合で言えば、村長の下は、一応役職はあっても全部実務をやっていますから、ということは、処分をした当職員に審査請求・不服申立てをすることになります。法律意味ない！でも、ここが知りたかったんです。救いようのない現実ではありますが、勉強していることの現実が知れて大満足です。
子供が見てもおかしなこと、他の所だったら逮捕されていることが、当たり前に通されているのが、田舎の行政のすごい所です。法律も正義もここではないに等しいです。違法でも、誰も何も言わないから弱い者が泣き寝入りするか、島を出る、まあ、きっと今の日本、一皮むけばどこも同じなのかもしれないのですが。
こんなところで、自分に何ができるのかは、全くわかりませんが、とにかく、できることがあるかもしれないので、合格したいです。
これまでも、時効になる前に手を打てた不法行為とか、行政の臨時職員に本人の勤務表を、個人情報と言って見せないとか、もっと以前に行政書士の勉強をしていれば、少しは対抗できたのではないかということがいくつもありました。
本当に、今年こそは、合格したいです。
ありがとうございました。