問い
1.Bの父が15年間所有の意思をもって平穏かつ公然に甲土地を占有し、Bが相続によりその占有を承継した場合でも、B自身がその後5年間占有しただけでは、Bは、時効によって甲土地の所有権を取得することができない。
答え
1.誤り。
現在の占有者は、承継したそれ以前の占有者の占有期間も併せて、時効取得を主張することができる。したがって、父親の占有15年に合わせてBがその後5年間占有すれば、時効によって甲土地の所有権を取得することができる。なお、この場合は悪意、過失、瑕疵も承継することになる。
Bが5年間占有しただけで、Bに所有の意思が無かった場合は、時効取得できないので、問い1は正しいと思うのですが。
1.Bの父が15年間所有の意思をもって平穏かつ公然に甲土地を占有し、Bが相続によりその占有を承継した場合でも、B自身がその後5年間占有しただけでは、Bは、時効によって甲土地の所有権を取得することができない。
答え
1.誤り。
現在の占有者は、承継したそれ以前の占有者の占有期間も併せて、時効取得を主張することができる。したがって、父親の占有15年に合わせてBがその後5年間占有すれば、時効によって甲土地の所有権を取得することができる。なお、この場合は悪意、過失、瑕疵も承継することになる。
Bが5年間占有しただけで、Bに所有の意思が無かった場合は、時効取得できないので、問い1は正しいと思うのですが。