練習問題 民法 物権 問77ー3
Aは、Bから3000万円の借金をし、その借入金債務を担保するために、A所有の甲地と、乙地と、乙地上の丙建物の上に、いずれも第 1順位の普通抵当権 (共同抵当) を設定し、その登記を経た。その後甲地については、Cに対して1500万円の借入金債務を担保するために第2順位の抵当権が設定され、その登記がされたが、第3順位以下の担保権者はいない。この場合、民法の規定によれば、次の記述のうち誤っているものはどれか。なお、競売にかかる費用等については考慮しないものとする。
3 Bは、Aの本件借入金債務の不履行による遅延損害金については、一定の場合を除き、甲地の競売による配当から、利息その他の定期金と通算し、最大限、最後の2年分しか、本件登記にかかる抵当権の優先弁済権を主張することができない
回答解説
正しい
抵当権者は、利息、その他の定期金、損害の賠償を請求する権利を有するときは、原則としてその満期となった最後の2年分についてのみ、その抵当権を行使することができる(民法第375条)。
甲地の競売による配当・・・
なぜ甲地なのでしょうか?
ご教示ください
Aは、Bから3000万円の借金をし、その借入金債務を担保するために、A所有の甲地と、乙地と、乙地上の丙建物の上に、いずれも第 1順位の普通抵当権 (共同抵当) を設定し、その登記を経た。その後甲地については、Cに対して1500万円の借入金債務を担保するために第2順位の抵当権が設定され、その登記がされたが、第3順位以下の担保権者はいない。この場合、民法の規定によれば、次の記述のうち誤っているものはどれか。なお、競売にかかる費用等については考慮しないものとする。
3 Bは、Aの本件借入金債務の不履行による遅延損害金については、一定の場合を除き、甲地の競売による配当から、利息その他の定期金と通算し、最大限、最後の2年分しか、本件登記にかかる抵当権の優先弁済権を主張することができない
回答解説
正しい
抵当権者は、利息、その他の定期金、損害の賠償を請求する権利を有するときは、原則としてその満期となった最後の2年分についてのみ、その抵当権を行使することができる(民法第375条)。
甲地の競売による配当・・・
なぜ甲地なのでしょうか?
ご教示ください