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道場で修行に励まれる皆様お疲れさまです。
道場の外でケバブ屋やっているものです。
スレッド立てるほどの話じゃないんですけども…

昨今、学習が順調に進んで、視野が広がったトピの投稿がちらほらあるのですけれど、
「それ試験に今必要？」という自問自答は、各位極め過ぎる前に一回でいいのでなさってください。
広くアンテナ張ること（これは試験に限らず身を助ける）と明後日の方向にパラボラ向けることは似ているようで違います。

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タイトルの内容の過去トピを「お、おぅ…？」と読んでいて、ふと思い出した過去問があります。

平成23年の問34です。

この問題、皆様はどういう風に解かれますか？
あるいは間違った場合に解説を読んでどのように…対策を取られますか？

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解説に「建設業法」とか「標準請負契約約款」とか出てきたから、それも押さえなきゃ…読んでも意味わからないよ～、掲示板で訊いてみよう…という方向に学習を進めるのは、間違いなく悪手です。

民法の契約～請負のあたりをがっちり押さえたら消去法で解けるよね？と割り切って、民法を丁寧にさらい…、判例も見ておこうか、に進んでいくのが、多分、好手です。（そういう方向で応用できる知識の柱を作っておくと、本試験で自らを救うし、本試験後に個別法を調べる必要に迫られた時に活きます。何かの拍子に契約書、書類作成の機会があって、建築業法に基づいて条項を加えなきゃ…という時にしっかり勉強し理解し場数を踏めばいい話です。）

今のテキストや問題集だと、この年の出題を受けて、「参考」とか「コラム」とか「発展」で押さえるべき知識として載せているものもあるかもしれません。

でも、リアルタイムでこの問題を解いた平均的な受験生の頭の中には「建築業法」なんてありません。「約款、何ソレ？落雁？」だったはずなんです。でも解けた…なぜ解けたのか？柱になる知識が揺るがなかったからです。民法の請負の条文がおおよそ頭に浮かんで、「そんな規定初耳だぞ」「これは六法読んで線引っ張ったことがある」という判断ができたのが合格者の平均的な姿だったから、レベル３なんです。

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同じようなパターンの問題って作ることはいくらでもできるんです。
「現行の行政不服審査法に規定されていないものはどれか？」
「民法に規定されていないものはどれか？」
今年、そういう形式で個別法の規定や似た言い回し混ざった問題が出ても、慌てないようにしてくださいね。
慌てないために極めるべきは、試験範囲外の個別法や旧法じゃありませんから。（そういうのを知ってないと解きようがない問題が出たら、みんな解けません。大体は解けるような仕組みが問題の中にあります。）

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老婆心ながら、この時期だからこそ。