過去問平成16年問3につきお尋ねします。
問題文「投票価値の平等に関する次の記述のうち、最高裁判所の判例の趣旨に適合していないものはどれか。」との問いに対し、5肢で「参議院議員の選挙については、人口比例主義も一定程度譲歩・後退させられる。」とあり、解説では「適合している」とあります。
ただ、参議院定数の不均衡については、参議院議院定数不均衡訴訟(最大判平24.10.17)において、「参議院議員選挙であること自体から、直ちに投票価値の平等の要請が後退してよいと解すべき理由は見出しがたい」との判例が出ているかと思います。
出題時(平成16年)には出ていなかった判例ですが、私の理解が間違っていなければ、新しい判例についても解説で補足していただきたく思います。
問題文「投票価値の平等に関する次の記述のうち、最高裁判所の判例の趣旨に適合していないものはどれか。」との問いに対し、5肢で「参議院議員の選挙については、人口比例主義も一定程度譲歩・後退させられる。」とあり、解説では「適合している」とあります。
ただ、参議院定数の不均衡については、参議院議院定数不均衡訴訟(最大判平24.10.17)において、「参議院議員選挙であること自体から、直ちに投票価値の平等の要請が後退してよいと解すべき理由は見出しがたい」との判例が出ているかと思います。
出題時(平成16年)には出ていなかった判例ですが、私の理解が間違っていなければ、新しい判例についても解説で補足していただきたく思います。