■奨学金の返済
日本学生支援機構の奨学金の未返済者が約33万人。
「未返済者」というのがどういうものかを調べてみたら、どうやら滞納が発生している人を指すようです。
奨学金を借りるのは、民法でいう消費貸借契約にあたるのですよね。そして、例えば日本学生支援機構で貸与型の奨学金を受けた学生が卒業などのときに書く返還誓約書というのが、借用証書にあたるようです。日本学生支援機構のHPを少し見てみたのですが、こういうことは大きくはっきりとは書かれていなくて、「『貸与』または『給付』する制度」と書かれています。自信がないので、どなたか正確なところがわかる方、補足をお願いいたします。
いずれにしても民法の契約を復習するきっかけになりますね。
ここからは私事です。私も約35年前に、当時の日本育英会の奨学金を借りて大学に進みました。卒業時に借用証書にハンコを押すとき、手が震えたのを覚えています。まだ働いてもいないのに、百万円以上のお金を借りてしまっているんだという現実がつきつけられました。就職できて、その後バブル経済期がやってきて、完済することができたのは、運が良かったと思います。今はあのころよりも借りることができる金額が増えていますから、借用証書の金額が相当な額になる人もいるのではないかと察します。利率は低いけれど、借金は借金なのですよね。我が家の子どもたちが高校3年生のときの進路説明会で、先生がこのことをとても強調しておられたのを覚えています。契約についての知識は、高校でしっかり身につけたほうがいいと思いますが、実際はどうなのでしょう。
日本学生支援機構の奨学金の未返済者が約33万人。
「未返済者」というのがどういうものかを調べてみたら、どうやら滞納が発生している人を指すようです。
奨学金を借りるのは、民法でいう消費貸借契約にあたるのですよね。そして、例えば日本学生支援機構で貸与型の奨学金を受けた学生が卒業などのときに書く返還誓約書というのが、借用証書にあたるようです。日本学生支援機構のHPを少し見てみたのですが、こういうことは大きくはっきりとは書かれていなくて、「『貸与』または『給付』する制度」と書かれています。自信がないので、どなたか正確なところがわかる方、補足をお願いいたします。
いずれにしても民法の契約を復習するきっかけになりますね。
ここからは私事です。私も約35年前に、当時の日本育英会の奨学金を借りて大学に進みました。卒業時に借用証書にハンコを押すとき、手が震えたのを覚えています。まだ働いてもいないのに、百万円以上のお金を借りてしまっているんだという現実がつきつけられました。就職できて、その後バブル経済期がやってきて、完済することができたのは、運が良かったと思います。今はあのころよりも借りることができる金額が増えていますから、借用証書の金額が相当な額になる人もいるのではないかと察します。利率は低いけれど、借金は借金なのですよね。我が家の子どもたちが高校3年生のときの進路説明会で、先生がこのことをとても強調しておられたのを覚えています。契約についての知識は、高校でしっかり身につけたほうがいいと思いますが、実際はどうなのでしょう。