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平成11年-問31 民法
同時履行の抗弁権に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 同時履行の抗弁権は、公平の観点から認められ、間接的に相手方の債務の履行を促す機能を果たす。
- 同時履行の抗弁権は、双方の債務が弁済期にあれば、弁済期の先後を問わず、これを行使することができる。
- 双務契約の当事者の一方が訴訟をもって債務の履行を請求した場合に、相手方から同時履行の抗弁の提出があったときは、原告の債務の履行と引換えに被告に債務の履行を命ずる旨の判決がなされる。
- 同時履行の抗弁権は、双務契約上の債務の履行については行使することができるが、契約の解除による原状回復義務の履行債務については行使することができない。
- 自己の有する債権に同時履行の抗弁権が付着している場合には、これを自働債権として相殺することができない。
当時の答え4
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