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平成5年-問38 行政法
行政庁の権限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 権限が委任された場合には、委任した行政庁は、その権限を失い、委任を受けた機関が、自己の名でその権限を行う。
- 授権代理は、本来の行政庁が他の機関に対し自己に代理してその権限の一部を行う権能を与えるものであり、法律の根拠を必要とする。
- 行政庁は、他の行政庁が行った決定を、それが明白に権限を踰越してない限り、尊重すべきであり、矛盾した行為をすることは許されない。
- 法定代理は、行政庁が欠けたとき又は行政庁に事故があったときに、法律の定めるところに従い、他の行政機関が、本来の行政庁の権限のすべてを当然に代行することである。
- 上級の行政庁は、下級の行政庁に対し権限を委任した場合でも当該下級の行政庁を指揮監督することができる。
当時の答え2
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